悪女は自殺しない (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488276072

感想・レビュー・書評

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  • 多分ドイツのミステリて、初めて読むかな。
    名前とか馴染みがないから、人名なの?地名なの?みたいな感じで、最初は戸惑った。
    でも、メインキャラ周りはみんないい感じで、読んでて嫌な気分にはならなかった。
    ただ、メインキャラて、オリヴァーなの?ピアなの?とは思った。




    で、結局マイン川で見つかった女性の遺体は誰だったの?

  • ミステリーの内容は置いておいて、オリヴァーとピアの出会いが読めて良かった!
    この頃からオリヴァーにはダメ要素があった様で面白かった。
    新刊の「森の中に埋めた」からネレノイハウスを知って、このシリーズの虜になった。
    ミステリー、ましてドイツ作品なので、地名や店名はともかく、人の名前に出会う度、エラーホルスト?フェリツィタス?フォルクハルト?え?誰?と登場人物のページに戻ってしまう。登場人物のページにいつも栞を挟んでいる。そこも含めて読書時間が楽しい。

  • ドイツの刑事小説。自殺した検事と女性の死体から物語が始まり、中盤でそれらが合流し一つの大きな事件があらわになるというストーリです。新たな事実がわかる度に次の容疑者現れる、これを最後の方まで繰り返し、読んでいるうちに頭の中で人間関係が整理できなくなっている。登場人物が深堀されていないのが読みにくさに拍車をかける。
    探偵役の刑事2人も無個性で印象に残らない。シリーズものだか続きを読むのは当分先になるだろう

  • いいね

  • オリヴァーとピアのシリーズ一作目。たくさんの怪しい登場人物が出てきて読者を飽きさせないのは楽しいけど、悪人たちが実に類型的でどいつもこいつも薄っぺらい。オリヴァーも衝動的に関係者に疑いをかけたり、拳銃を奪われてるのに特に問題無さそうだし、あまり警察官に思えないというか、色々ゆるすぎでしょ。ドイツ人が馬好きなのはよく分かった。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    ドイツ、2005年8月。警察署に復帰した刑事ピアを、飛び降り自殺に偽装された女性の死体が待ち受けていた。実際は動物の安楽死に使用される薬物による毒殺で、夫の獣医や彼の働く馬専門動物病院の共同経営者たちが疑われる。だが刑事オリヴァーが指揮を執る捜査班が探るうち、隠された数々の事件が繋がりはじめ…。“ドイツミステリの女王”の人気に火をつけたシリーズ第一弾。

    翻訳がぎこちないの?おもしろいハズなんだけれど、読みにくいし、文章が?構成が?稚拙なのよね。
    これが処女作でこれ以後に書かれた小説がヒットしてあとから出版みたいだからそれもしかたないの???このオリヴァーとピアのコンビがシリーズになっているみたいだから1作目から読んだんだけれど、どうも次に行く食指がうごかない。どうするかなぁ?
    みなさんおっしゃっている「深い疵」まで読んでみるか?
    ピアのキャラクターがいまいち深く掘り下げられてないし、オリバーは奥様に浮気しちゃいそうだと言えちゃういい男なのでもう1冊は読むべきか否か悩むところ。

    Eine unbeliebte Frau by Nele Neuhaus

  • 「深い疵」「白雪姫には死んでもらう」と、日本での出版順に読んできて、いよいよ出版順では3番目ですがシリーズ最初の本作に。
    さすがにシリーズ最初なので、オリヴァーとピア以外の捜査班の面々は大人しめ。
    フランクは最初から仕事の好き嫌いというか、手抜きをするタイプだったのね。

    しかし、最後の最後まで犯人の見当が使いないのは今と変わらず。
    だって怪しい人が多いんだもの。
    っていうか、怪しくない人がいない。
    みんなが彼女を殺す動機を持っている。

    そんな人にはなりたくないなあ。
    騙されてバカを見るのは嫌だけど、人を騙してバカを見させるのって、張りぼての人生のような気がする。

    正義と法律の限界に引っ掛かりを感じ続けるところに、オリヴァーの誠意を見る。
    この場合の正義には確かに共感するけれど、大勢の人がそれぞれの正義を主張して譲らなかった大変なことになるわけで、だからそこに法律の存在意義があるのだが。

  • 12月12日読了。図書館。

  • 刑事オリヴァー&ピア・シリーズ、第1作目。
    翻訳されたのが3作目からだったので、ようやく2人がチームになった馴れ初めが読めたね。
    クールなようでいて感情屋なオリヴァーと、クールなようでクールなピア、チームのほかのメンバーとのバランスも良く、活躍ぶりが頼もしい。
    今まで読んだ2作は陰湿な題材だったが、1作目はある意味わかりやすい。
    かといって、単純とか謎解きが面白くないというわけではなく、十分に最後まで楽しませてもらった。
    次の翻訳が待ち遠しい。

  • 北欧ミステリー(刑事ヴァランダー)を読んでいるうちに、イギリスやフランスのミステリーではないそのほかのヨーロッパのミステリーを読んでみたくなり、この作家の作品の評判がよかったので、とりあえずシリーズの最初のこの作品を読みました。
    翻訳がうまいのかスラスラ読めました。容疑者がたくさん現れて、容疑者たちに互いに利害関係になり、みんな被害者を殺す可能性があって、面白かったです。ドイツミステリーも
    いいですね。

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