生者と死者に告ぐ (創元推理文庫)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (624ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488276119

感想・レビュー・書評

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  • 12月19日読了。図書館。

  • 一応楽しみにしているシリーズのつもりだが、今回は自分が集中できないせいなのか、全然ハマれなく。このシリーズは私生活ぐっちゃぐっちゃの警察官たちが、私生活そっちのけで正義という名の元で事件を解決する様子に共感できていたのだけれども、なんだかんだピア(主人公1)は最高潮に幸せだし、オリバー(主人公2)も色々落ち着くところに落ち着いて、なんなら最終回なのか?と疑うような落ち着きっぷりで、こうなんですかな、のめり込むような要素が皆無だったよ。事件の方もわかりにくく、面白くなく、うーん。

  • 前作の、児童虐待と性暴力の話も胸が悪くなる話だったけれど、今回もまた勝るとも劣らない嫌な話。
    本来なら人類のためになる技術であるはずの臓器移植を、私利私欲のために行うという、何と愚劣な話。

    殺人を犯した犯人は、もちろん悪い。
    何しろ殺された人たちには何の落ち度もないのだから。
    では、犯人はなぜそれらの人を殺さねばならなかったのか。
    ここが、この作品の肝なのだけど。

    怪しい人が何人も出てくるのね。
    プロファイルされた犯人像に近い人が何人も。
    この人が怪しそうに書いているから、実はあの人が犯人なんじゃないか?と思わせておいての…?
    と、脳内で翻弄され、裏切られ、肩透かしを食わされ、ミスリードされる。

    で、被害者家族がまた、一筋縄ではいかないのよ。
    どうして本当のことを言わないの?
    何を隠しているの?
    そしてなんとまあ、自分勝手な人であることよ。

    臓器移植が悪いのではない。
    それを悪用する人たちが悪いのだ。
    ということだけは、強く意識していないと、ドナーになる勇気が持てない。

    前回警察の裏をかいて逃げた奴のその後が一行ほどで語られたけど、今後まだ何かあるのかな?
    そして、絶対彼女はオリヴァーと付き合うことになるよね。

  • 心臓移植、連続殺人

  • 読みずらい名前の沢山の登場人物がいるため、完読するのを一度諦めた作品。
    最後まで、登場人物欄とにらめっこだった。

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