双頭の悪魔 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M あ 2-3)
- 東京創元社 (1999年4月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (698ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488414030
感想・レビュー・書評
-
初有栖川有栖さん。
この本がシリーズものだということを知らなくて、最初は登場人物や背景があまり分からなかったんですけれど、すごくキャラ立ちしていて早速愛着がわきました。
有栖さんご本人が出てくるの斬新!びっくりしました。
700ページ弱の長編!
なかなか事件が起きず、間延びしている印象がありました。
事件起きたあとはスラスラ読み進められたんですけど、そこまでがすごく長く感じて退屈だった...
とにかく文章表現が素敵だなと思いました。
文めちゃくちゃ好きです!!綺麗!!!
ミステリとしてはかなり難易度の高いものだったと思います。
読者への挑戦が2回も出てきてテンション上がりました。
え!ここまでで解けちゃうの!?全然わからん!!!の連続でした(笑)
犯人と見当すら付かなくて、真相には到底辿り着けず。。。
今まで読んだ読者挑戦系で1番難しかったです。実力不足だ...完敗
正直、動機としては薄い気がしますし、都合よく事が進みすぎ感はありました。
まあトリック重視でしょうから仕方の無い部分があると思いますが。
考えるのとても楽しかったです!有栖さん小説のトリックをいつか自分で当てたいな!!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
寺尾文庫。
有栖川有栖って人気作家だけど わたしはもういいかな。すごく面白くないってわけじゃないけど 惹かれません。 -
長すぎて中だるみしてしまった
-
読んで損はしません。
-
大学生アリスと江神先輩3部作の3作目。山中の閉ざされた芸術家村を訪れたいつものメンバー。陸の孤島がさらに2分割され、それぞれで殺人が起こる。アリスの熱烈ファンの推薦で読み始め、3部作というから最後まで読んでみたと言う感じだが、1作目からなんとなく肌に合わない感じ。学生達が無性に青臭いし、繰り返される仮説もあまり共感できない。トリックが解明されてもすっきり感が少ない。嫌いじゃないけど、そこまで面白いかな?といういのが正直な感想。
-
読んでるうちにあれ?ってなりました。
この話しってるぞ、って。なんでだろ?と考えてるうちに思いだしたんですけど、ドラマでみたことがあった。あんまり有栖川さんに詳しくないころだったので、「あー、アリスだ!江神さんだ!」なんて楽しみかたしてませんでしたし。
なんか知ってるなあ・・っとダラダラ読んでしまい、いまいち感想がありませんです。また失敗