多重迷宮の殺人 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488483210

作品紹介・あらすじ

首都圏で発生した、地下建築での連続切り裂き魔事件。犯人も被害者の共通点も不明のまま、捜査は難航していた。そんな最中、探偵・七ツ森とその助手・風野は、地下探索サークルを主催する大学生・藤間とともに政治家が遺した別荘を訪れる。その近辺の地下シェルターを調査中に壁が崩壊、一行は内部に閉じ込められてしまった。さらに地下でも連続殺人が起き……大学生たちは犯人の手を逃れ、閉鎖空間から脱出できるのか。(『武蔵野アンダーワールド・セブン 多重迷宮』改題・改稿版)

感想・レビュー・書評

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  • 正直、期待値を上げすぎた。
    登場人物一覧や正確な図解が欲しくなるし、視点の切り替えが慣れるまで分かりにくく、何回も読み直すことになってしまった。
    独特の世界観だから余計に混乱。
    真相はあっけない感じだったし、何だか残念。
    読んで疲れた……
    でもここで世界観を掴んだし、続編や同じ世界を舞台にした同著者の作品も読んでみたくなった。

  • 色々な要素が練られていて面白かった。もちろん、自分の予想は外れまくった。

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著者プロフィール

新潟県生まれ。二〇一一年、『消失グラデーション』で第三十一回横溝正史ミステリ大賞を受賞してデビュー。同作は各種ミステリランキングにランクインするなど、高い評価を受ける。一三年、『夏服パースペクティヴ』で第十三回本格ミステリ大賞候補。テレビ番組制作に携わる傍ら小説を執筆している。その他に『ダークナンバー』『クラックアウト』など著書多数。

「2023年 『アンリバーシブル 警視庁監察特捜班 堂安誠人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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