コブの怪しい魔法使い―(株)魔法製作所 (創元推理文庫) (創元推理文庫 F ス 5-4 (株)魔法製作所)

  • 東京創元社
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488503055

作品紹介・あらすじ

故郷のコブに戻って三カ月、ドラゴンとも邪悪な魔法使いとも無縁の日々が続いている。あこがれのオーウェンと両想いになったのも束の間、魔法の悪用を企む一味との対決で足手まといになるまいと、泣く泣く身を引いたケイティ。ところが、魔法とは縁のないはずのコブの町で魔法のにおいのする事件が発生。ケイティは(株)MSIに助けを求めるが…。ますます快調、シリーズ第四弾。

感想・レビュー・書評

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  • 大大大好きシリーズの第四弾。
    第三弾の終わりからとても気になっていたケイティとオーウェン。どうなちゃうのかなと思いながら読み始めました。
    オーウェンが出てきたときケイティよりも大きな声で「オーウェン!!」と叫びました(心の中で)。
    ケイティがオーウェンにときめくたびに膝から崩れ落ちそうになるのが今回も本当にキュート!
    ケイティの生まれ育った町での騒動にドキドキワクワク、このシリーズに出会えて本当に感謝です!

  • 再読。
    主人公ケイティの田舎町コブでの出来事。
    ケイティの家族登場。キャラ濃い。
    第四弾もめっちゃ楽しめました。
    今後の展開も楽しみ♩

  • ネタバレじゃないけど、このシリーズでよく出てくる「思わせぶりにまつげをぱたぱた」が気になる

  • 大好きなファンタジーシリーズ!
    ケイティは田舎の実家に帰り魔法と無縁な生活を送れると思ったのも束の間……
    数々のハプニングに家族とMSIが対応する!

  • (株)魔法製作所シリーズ4作目。今回の舞台はケイティの実家があるテキサス。ケイティの家族が勢揃いするけど、彼女が常々言っているように、ほんと賑やかな家族だなあ。特におばあちゃんのキャラが濃い。ケイティとオーウェンの関係がじれったかったけど、なんとか元に戻ってよかった。イドリスの背後にいたのは何者だったのだろう。おもしろかった。続きが楽しみです。

  • 故郷のコブに戻って三カ月、ドラゴンとも邪悪な魔法使いとも無縁の日々が続いている。あこがれのオーウェンと両想いになったのも束の間、魔法の悪用を企む一味との対決で足手まといになるまいと、泣く泣く身を引いたケイティ。ところが、魔法とは縁のないはずのコブの町で魔法のにおいのする事件が発生。ケイティは(株)MSIに助けを求めるが・・・。ますます快調、シリーズ第四弾。

    あーー面白かった。オーウェンと離れ離れになって、自分で決めたことのはずなのに気になって気になって仕方ないケイティが切なくて可愛い。まあそうだよね、嫌いで離れたわけじゃないしこれだけ自分のことを大切に思ってくれた相手がどうしているか、そわそわしてしまう気持ちはすごく分かる。バリキャリでも心が乙女なところが好き。そんな二人は再会して(というかオーウェンが追いかけてきて)まさかの実家の窓から夜間にピクニックしまくってますが・・・ケイティのご両親にバレなくてほんと良かった!(笑)しっかり甘いところも入れつつ、最後まではらはらさせる展開でしたが、敵に対してもまた一歩前進したよねということで、ハッピーエンドですね。続きが楽しみ。

  • またもやサム大活躍
    サムのファン多いのかと思うくらいのでずっぱりのわりに、作中では悲鳴を何度もあげられていたけど
    ガーゴイルだもんなぁ
    前作で出てきた名前つきのガーゴイルコンビも美味しいところを持っていくし!

    ケイティの家族も、なんやかやあって実際はちゃんとしてた
    でもそうだよね
    外からみるのと中からみるのは違うよなぁ

  • アメリカの田舎のファミリードタバタコメディの様相を見せて、今までのニューヨーク物語とは少しテイストがちがう。
    オーウェンと再び微妙な距離感に戻ったことで、もう一度ケイティとオーウェンのもどかしい関係を楽しめる。

  • シリーズ4作目。
    ニューヨークを離れ家族の暮らす故郷へと帰って来たケイティ。テキサスの片田舎の平凡な町で魔法と距離を置いた筈だったのに、どうやら魔法絡みと思しき事件が周囲を騒がせ始める。
    実はケイティの一家、全然普通じゃなかった件。兄弟揃ってMSIに就職しそう。
    ケイティとオーウェン、甘くはあるけどベタベタしてないので、読むのに抵抗ない。
    それにしても前回といい今回といい、敵方のビジネス展開に対してMSIは後手に回っての対応ばかり。業界最大手らしいが大丈夫なのだろうか。
    敵方の黒幕の巨大さを匂わせつつ、舞台は再度NYに戻って5巻へ。

  • ニューヨークには、実は「魔法」を売る会社が存在していて、妖精やら奇妙なものがたーくさんいた!というシリーズ第四弾。コブに里帰り中のケイティは、町の妙な噂を聞く。このあたりは魔法の力が薄いはずなのに、とおそるおそる会社に聞いてみたところ、やはり魔法使いがいるらしい。もしかしたらオーウォンがくるかも、とどきどきして待っていたら、来たのはガーゴイルだった。がっかりしつつも調査を続けるケイティの側に、魔法使いがやってきて……ケイティの故郷で魔法戦争勃発!?
    ファンタジー要素満載だけど、日常的な視点が常に入るのでそこが笑えるコメディ。もちろんラブもあるよ!というシリーズの続き。楽しみにしていましたが、やはりその期待に応えてくれました!オーウェンの眼鏡万歳!……はおいといて、今回はケイティの故郷が舞台、ということで、個性豊かなケイティの家族がうろちょろするストーリーでした。特に女性陣がぶはぶはわらかしてくれます。いつものケイティの現実的な目線もいつもどおりなので、魔法があっても、現実では結局ティーンエイジャーのように木に登って家をこっそり出たりしなくてはいけなかったり、汚れた服はかってに元に戻ることはないし、とかいうのがまたリアリティあって面白い。「魔法戦争」といっても、どこかばかばかしいのがものすごく楽しい。
    そして、やはりオーウェン様の魅力ですね。よれよれになるほど魅力を発揮するというオーウェンがたまらんです。それでいてシャイなのがもう。特に大人の女性、ふだんファンタジー読まない方にもおすすめです。

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