- Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488563035
作品紹介・あらすじ
「あたしの一族は死神に狙われているの。だからそいつを追い払うために、幻魔法師を探している」旅の薬師見習ミリナはそう告げた。だが、ハーブラギスが同行することを決めたのは、彼女が持っていた金貨のせいだった。遠い昔に消えた王国《エディムーン》の金貨。子どものころ暮らしていた施設にいた、不思議な女性の本に描かれていた紋章と同じだったのだ……。第1回創元ファンタジイ新人賞選考委員特別賞受賞の著者の第2弾。
感想・レビュー・書評
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面白いんだけど、どこか主人公ではない、物語を動かしていない目線からの話だなあと思いました。キャラクターはなかなか好き。
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図書館で。
う~ん。なんかお話のテンポが悪いというか、面白くない訳ではないのだけれども何か惜しいというか。万能で物凄い力を持った魔術師とかが出てきちゃうとどうしてもそこに焦点が行くからかなぁ。
というわけで鳥の彼女も急すぎてう~ん、だし結局すべての元凶は魔術師じゃんって辺りでナントモ。最後の方は主人公(だよね)二人は霞んじゃってるし。なんとなく色々と勿体ない感じでした。 -
この世界の設定に馴染むのに時間がかかってしまった。
ミリナとハーブラギス、呪いを解く術を求める二人に何が起こるのか。
気まぐれだけど万能の術者がいるのはなんだかなぁと思ってしまった。 -
羽角曜の新作。
デビュー作の時から感じていたが、この人は構成が非常に巧みで、読者を飽きさせない作家だと思う。呑みながらのんびり読もうと思ったら、ページをめくる手が止まらなかった……。