恐怖の宇宙帝王/暗黒星大接近! <キャプテン・フューチャー全集1> (創元SF文庫)
- 東京創元社 (2004年8月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (589ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488637118
感想・レビュー・書評
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初恋のひと(笑)。最初に読んだのはハヤカワ版で、イラストも水野良太郎さんのアメコミテイストのものでした。
古いスペオペだけど、木星や冥王星に人が住んでいたりするけれど、大好きな一冊。
私はこれで人生踏みあやまりました。そして小学生当時、理科のテストはパーフェクトだったという。←太陽系内外のことはどんとこーい。
……できればイラストも古いままがよかったなあ……。だから★は4つです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
その昔、たぶん僕がまだ小学生の頃、ハヤカワSF文庫で読んだ。その後創元社SF文庫になり、そうして今は2つのお話が1冊になって創元社SF文庫から新たに発行されている。(と云っても2004-5年頃発行だからもう13年程も前だが)
ずっと探していたのだが、やっと再読の機会が巡って来た。
この2話が1冊のシリーズは、作者エドモンドハミルトンが発表した順に第1巻から並んでいる。でもその昔最初に読んだ(発行された)のは確か『太陽系七つの秘宝』とかいうお話だったと思う。そしてそのお話は第3巻に収録されているらしい。とても楽しみなのである。 -
先日、昔NHKで放映されたアニメの第一話を観る機会が
あった。私はこのアニメが好きで、実はサントラのCDまで
持っていたりするのだが、なぜか今まで原作は読んだことが
なかった。子供の頃通った図書館には創元推理文庫は豊富に
揃っていたが、ハヤカワ文庫は数が少なかったことが影響
しているのかもしれない。そこで、ジャック・ヴァンスの
スペース・オペラを読んだこの機会に全集読破を思いたった
次第である。
確かに古さを感じてしまうことは否めない。ストーリーも
勧善懲悪だし、今となってはジュヴナイルほどの内容と
言ってもいいだろう。だが私は素直に楽しむことが出来た。
特に「暗黒星大接近」は伏線の張り方と回収─と言うか
ギミックの出し方と使いかたが絶妙で、とても約80年前に
発表された作品とは思えない。しかもこの頃は原稿量が安く
ほぼ最初に書き上げた第一稿そのままであると言うから
ハミルトン恐るべし、である。
こういう作品を楽しめなくなったらお終いだと思うのは
ヒロイック・ファンタジーと根は同じところにあるのかも
しれない。エバーグリーン。佳品である。 -
古典と呼んでしまっていいのか迷うところだが、読んでいて古さを感じるのは否めない。エーテルが出てきたりとか。だけど、複雑な設定の小説よりも単純なだけに、物語に入り込みやすい。分かりやすいスペースオペラとして、たまにはこのような小説を読むのもいい。どちらかというと、今となっては子供向けかもしれない。
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もっとイラストがほしい。
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キャプテン・フューチャーシリーズの全集第1弾。
久しぶりに読んだが、今でも十分に面白い。ただ、ここに書かれている年代に到達しているのにまだ太陽系の他の惑星までたどり着けていないのがなんとも。 -
ジュブナイル的な小説で、「細けーこたー気にすんな」とばかりにゴリゴリ進んでいく勧善懲悪冒険活劇です。
訳がまた面白く、べらんめえ調なので SF 時代劇という表現がぴったりです。 -
古本屋で見かけて購入しました。
いやあ、こういうお話楽しくて好きだなあ〜
なんていうのかアニメのルパン三世みたい、と言うのか。荒唐無稽で勧善懲悪で。(ルパンは勧善懲悪ではありませんが…。ギミックの多いところが似ている気がします)
個人的には脳みそのサイモン・ライトがお気に入りです。
又古本屋で見つけたいなあ。1200円出して買うのは…ちょっと。 -
NHK2