銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光 (創元SF文庫) (創元SF文庫 た 1-13)
- 東京創元社 (2009年2月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488725136
感想・レビュー・書評
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外伝の3も面白かったな〜
まぁ銀英伝のあらすじを今さら追ったところでって気がしてるので、終始一貫してまともなレビューを書く気も筆力もないんですが
今回は解説が良かったな〜
この創元推理文庫版は2009年の発刊、この外伝『千億の星、千億の光』が発表されたのが1987年なので、すでに22年が経過しており、もういい加減語り尽くされてる中で、あえて定番の語りポイントとも言える「名前のカッコ良さ」と「視点切り替えの妙」について解説している
素晴らしい
この創元推理文庫版で初めて『銀英伝』に触れる人だってたくさんいたんだろうから、大変な後発にも関わらず奇をてらわない、正道一直線な解説に同じく正道を歩む者として好感と共感をおおいに感じるのでした
そして共感の証として特にカッコいい帝国側の登場人物たちの名前を列挙してレビューを終えたいと思います
このカッコ良さに身悶えしてほしい
(それにしても日本人てドイツ系の名前に弱い気がするw)
ラインハルト・フォン・ローエングラム
ジークフリード・キルヒアイス
アンネローゼ・フォン・グリューネワルト
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ
ウォルフガング・ミッターマイヤー
パウル・フォン・オーベルシュタイン
オスカー・フォン・ロイエンタール
ナイトハルト・ミュラー
フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト
ヒマハルト・フォン・メーロングラム詳細をみるコメント15件をすべて表示-
ひまわりめろんさん0点0点2023/08/13
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ゆーき本さんごじゃっぺー笑ごじゃっぺー笑2023/08/13
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1Q84O1さん_| ̄|○ il||li_| ̄|○ il||li2023/08/13
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やはりラインハルトはキルヒアイスがいてこそ。キルヒアイスは若くして、、、という感じだなぁ。
シェーンコップもなかなかですね。ヤンウェンリーと出合えなかったら、どうなっていたんだろうか、とも考えてしまいます。
そして少しずつ、ラインハルトとその後の仲間が登場してきていますね。 -
ラインハルトの周りに有能な人材が多いのは彼が探していたからだったからか。
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「薔薇の騎士」シェーンコップと、18歳のラインハルトを描いた外伝。
ラインハルトとキルヒアイスが同じ方を向きながら、「友人」でいるシーンが多くて涙が出そうになった。
キルヒアイスがいてくれたら、と願ってしまった。 -
まだ野心の途中にて。
シェーンコップは外伝で主役を張れるキャラクターだと思う。ラインハルトと半分にはなっているが、十分に魅力的で、彼のパートを読むのが楽しい。帝国からの亡命者とその子孫で構成される“薔薇の騎士”連隊隊長から帝国に寝返ったリューネブルクは、敵役ながら何か強烈な個性を持ち、引きつけられる。しかし、ラインハルト様は若い。年を重ねるというのは、ある意味強み。 -
若き日のラインハルトの子供っぽいところが随所にちりばめられていて、こういう時代があったんだよね。と思わせてくれます。