虚構機関: 年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫 ん 1-1)

著者 :
制作 : 大森 望  日下 三蔵 
  • 東京創元社
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本棚登録 : 304
感想 : 36
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  • Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784488734015

感想・レビュー・書評

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  • 小川一水「グラスハートが割れないように」
    山本 弘「七パーセントのテンムー」
    田中哲弥「羊山羊」
    北國浩二「靄の中」
    円城 塔「パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語」
    中原昌也「声に出して読みたい名前」
    岸本佐知子「ダース考 着ぐるみフォビア」
    恩田 陸「忠告」
    堀  晃「開封」
    かんべむさし「それは確かです」
    萩尾望都「バースディ・ケーキ」
    福永 信「いくさ 公転 星座から見た地球」
    八杉将司「うつろなテレポーター」
    平谷美樹「自己相似荘(フラクタルハウス)」
    林 譲治「大使の孤独」
    伊藤計劃「The Indifference Engine」

    「七パーセントのテンムー」は保有する「シュレディンガーのチョコパフェ」(早川文庫)に所収。

  • Amazonの著者データはゴミ(定期)
    選定自体分母が少ないだろうから仕方ないと思うが
    SFって偏ってるなあ
    ジャンルファンでしか楽しめない
    そんな中で円城伊藤はとにかく個性的であり価値あり大いに期待
    というか早く文庫落ち願います早川殿

  • 虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)

  • 「傑作選」の名に相応しい、粒揃いの作品集でした。
    これはちょっと・・・、という作品がなかったです。
    日本国内のSF作品は、神林長平氏の作品くらいしかまともに読んでいなかったので、質の高さに驚かされました。

    このような作品が刊行されたということが、素直に喜ばしいです。
    こういった作品は「入り口」としてとても重要だと思うので。
    がっちがちのハードSFに軽い感じのライトSF、ほのかなSFの香りが漂うのみ、という作品に至るまで、本当に幅広い作品が揃っています。
    これはもう、選者のお二人に心から拍手を送るのみです。

    やっぱ、SFというジャンルは、切れ味鋭い短編がよく似合います。
    もちろん、ハードな長編というのも読み応えがあって好きなんです。
    けれどそれは、ファンだからこそのものであることも事実だと思うのです。
    SFというジャンルに限らず、もっとも純粋な形でその魅力を提示できるのは、やはり短編です。
    ギリギリまで削ぎ落とされているからこそ、その魅力がより一層際立つのではないでしょうか。

    これからも、毎年刊行され続ける事を願います。
    そして、SFだけじゃなくファンタジィでもやって欲しいなあ、なんて。
    でも、国内ファンタジィの現状を考えると、残念ながらちょっと難しいのかもしれないなー。

  • 2007年のSF傑作選。古書で見かけたので購入。
    良いなーと思ったのものは、作家の名前で買った別のアンソロジーなどで既読だった。

  • 萩尾望都 バースデーケーキ
    伊藤計劃 the indifference engine

    二人目当てで読んだけど、それ以外の方のが合わなかった

  • 新しいSF作家と出会うためのカタログみたいでいいかなと思ったんだけど、それぞれの作品が私には短かすぎたみたい。作品に入り込む前に終わっちゃった感じで残念。

  • [ 内容 ]
    2007年の日本SFの精華、選りすぐった16作を収録。

    [ 目次 ]


    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 1つ1つのお話はすごく楽しめた。ただ、この人の他の作品も読みたい、って思わされる作品が少なかったのはアンソロジーとして残念。なんだかんだ言って、1番楽しかったのは円城塔だし。

  • 2008年12月26日 初、並、帯なし
    2013年8月11日松阪BF。

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著者プロフィール

田中哲弥 1963年神戸市生まれ。関西学院大学卒。文学修士。大学在学中の1984年に星新一ショートショートコンテスト優秀賞を受賞。放送作家、コピーライターなどを経て、1993年『大久保町の決闘』(電撃文庫のちハヤカワ文庫)で長編デビュー。主な作品に『鈴狐騒動変化城』(福音館書店)、『やみなべの陰謀』(ハヤカワ文庫)など。

「2021年 『オイモはときどきいなくなる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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