- Amazon.co.jp ・本 (516ページ)
- / ISBN・EAN: 9784488734015
感想・レビュー・書評
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小川一水「グラスハートが割れないように」
山本 弘「七パーセントのテンムー」
田中哲弥「羊山羊」
北國浩二「靄の中」
円城 塔「パリンプセストあるいは重ね書きされた八つの物語」
中原昌也「声に出して読みたい名前」
岸本佐知子「ダース考 着ぐるみフォビア」
恩田 陸「忠告」
堀 晃「開封」
かんべむさし「それは確かです」
萩尾望都「バースディ・ケーキ」
福永 信「いくさ 公転 星座から見た地球」
八杉将司「うつろなテレポーター」
平谷美樹「自己相似荘(フラクタルハウス)」
林 譲治「大使の孤独」
伊藤計劃「The Indifference Engine」
「七パーセントのテンムー」は保有する「シュレディンガーのチョコパフェ」(早川文庫)に所収。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Amazonの著者データはゴミ(定期)
選定自体分母が少ないだろうから仕方ないと思うが
SFって偏ってるなあ
ジャンルファンでしか楽しめない
そんな中で円城伊藤はとにかく個性的であり価値あり大いに期待
というか早く文庫落ち願います早川殿 -
虚構機関―年刊日本SF傑作選 (創元SF文庫)
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「傑作選」の名に相応しい、粒揃いの作品集でした。
これはちょっと・・・、という作品がなかったです。
日本国内のSF作品は、神林長平氏の作品くらいしかまともに読んでいなかったので、質の高さに驚かされました。
このような作品が刊行されたということが、素直に喜ばしいです。
こういった作品は「入り口」としてとても重要だと思うので。
がっちがちのハードSFに軽い感じのライトSF、ほのかなSFの香りが漂うのみ、という作品に至るまで、本当に幅広い作品が揃っています。
これはもう、選者のお二人に心から拍手を送るのみです。
やっぱ、SFというジャンルは、切れ味鋭い短編がよく似合います。
もちろん、ハードな長編というのも読み応えがあって好きなんです。
けれどそれは、ファンだからこそのものであることも事実だと思うのです。
SFというジャンルに限らず、もっとも純粋な形でその魅力を提示できるのは、やはり短編です。
ギリギリまで削ぎ落とされているからこそ、その魅力がより一層際立つのではないでしょうか。
これからも、毎年刊行され続ける事を願います。
そして、SFだけじゃなくファンタジィでもやって欲しいなあ、なんて。
でも、国内ファンタジィの現状を考えると、残念ながらちょっと難しいのかもしれないなー。 -
2007年のSF傑作選。古書で見かけたので購入。
良いなーと思ったのものは、作家の名前で買った別のアンソロジーなどで既読だった。 -
萩尾望都 バースデーケーキ
伊藤計劃 the indifference engine
二人目当てで読んだけど、それ以外の方のが合わなかった -
新しいSF作家と出会うためのカタログみたいでいいかなと思ったんだけど、それぞれの作品が私には短かすぎたみたい。作品に入り込む前に終わっちゃった感じで残念。
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1つ1つのお話はすごく楽しめた。ただ、この人の他の作品も読みたい、って思わされる作品が少なかったのはアンソロジーとして残念。なんだかんだ言って、1番楽しかったのは円城塔だし。
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2008年12月26日 初、並、帯なし
2013年8月11日松阪BF。