SHOE DOG(シュードッグ)

  • 東洋経済新報社
4.02
  • (304)
  • (348)
  • (190)
  • (33)
  • (9)
本棚登録 : 4231
感想 : 363
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492046173

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • とっても長い‼️THE Goalにも劣らない長さ、笑。ナイキの歴史が知れる本でした。今なお成長し続けるナイキはすべてが順風満帆ではなかったこと。色々な危機が常にあり、そこをパートナーや仲間たち、そして運によって切り抜けてきたことがナイキの強さなのだと感じました。一番は創立者が諦めなかったこと、自分の人生をかけてシュードックとしてチャレンジしたこと。なかなかできることではないと思います。そんな現在の地位を築いたナイキの上には上がいること、人生のゴールはないこと。すべてはその人の考え方なのだと思います。この本の好きな表現で、「ターニングポイントでいつも自分をさらけ出してきた」今までの自分だけでは解決できないという裏返しなんだと思います、そこで自分が新たな一歩を踏むだすことに道が開けているんだと強く感じました。時代の変化が早い現代で変わってはいけないことは自分の限界を決めず常にチャレンジする事により道が開けていくこと。自分だけでなく他の人の人生も豊かにするそんな気持ちをもってこれからも事業を進めていきます。今年は2事業新たに取り組んでいきます!そしてまた新たな種もたくさん蒔いていきたいと思います。私が諦めないこと❗
    幸運は勇者に見方する

  • ナイキの話。

    ナイキの始まりは、日本のオニヅカタイガーの代理店だったって話。

    これを創業者のフィル・ナイトが語る形式で物語が進んでいきます。

    後半になれば面白くなりそうなんだけど、前半はダイナミックさが感じられず100頁で飽きちゃった。

    読む本が溜まっているから、あとでまた借りよう。
    期待しすぎた。

  • フィルナイト、オニツカタイガーのアメリカ販売から始まった
    米国での販売権を得るために、存在しない会社ブルーリボンスポーツの代表だと、ハッタリをかましながらも、毎年売り上げを倍増させていく。親にお金を借り、銀行にお金を借り、とにかくずっと自転車操業。バランスシートの純資産が0の状態でも、売上拡大を第一として走り続ける。勝つことが全て。
    最初は利益が出ないため、自分は公認会計士として働く。米国での独占販売を邪魔するライバルも現れる。フィルはオニツカ社内に味方(スパイ)を置く、社員の訴えを無視する、資料を盗み見るなど、人格者かと言うとそうでもない点が、感情移入しづらい。
    一方でオニツカのやり方も誉められたものではなく、納期遅延、販売権争いなど、最終的には法廷闘争になる。オニツカはナイキを切り、ナイキは自社ブランドを立ち上げて生き延びることを選択する。オニツカからの独立宣言。
    その後もナイキには資金繰りがずっと付きまとう。銀行に見限られ、売上はあってもキャッシュが足らず、不渡で倒産危機を迎える。日商岩井が助け舟を出してくれる、日商はナイキのことが好きだった、成功すると信じていたから、支払いを遅らせたり、借金を肩代わりしたりした。
    シュードッグとは靴好き、靴に全てをかける人。


    ・馬鹿げたアイデアだと言う連中にはそう言わせておけ、走り続けろ、目標に到達するまで、何があっても立ち止まるな。今がどこなのかも考えず、走り続けろ。

    ・みんな転職する、どこに行っても同じ。公認会計士とMBAの資格があれば、確固たる収入基盤ができるので、どこに転職しても一定以上の給与レベルが維持できる。

    ・走ることを信じていた。みんなが毎日数km走れば、もっと世の中はよくなる、このシューズを履けば走りはもっと良くなる、という信念があったからできた。

    ・競争のコツは忘れること、自分の限界や痛みや苦しみも忘れて、「もう走れない」という自分のうちなる叫びや甘えも忘れる。忘れなければ、それと向き合うことになってしまい、耐えられない。

    ・自分の息子が働いている会社を信用できなかったら、誰を信用できるっていうの?

    ・オニツカとの契約は切れたが、これは独立宣言でもある。もう他社のブランドを売らなくていい、誰かのために働かなくてもいい。これからの成功や失敗は私たち自身の責任、自らのアイデアとブランドにかかっている。

    ・経営者が何をしても、他役員から反発が出ないのは、経営者自身がそんなに報酬をもらっていないことを知っているから。自分達は十分もらっている、と感じてくれている。

    ・競争に勝つことは比較的簡単なこと、自分に勝つことはゴールラインの無い挑戦。

    ・金を稼ぐことがビジネスの目的ではない。人が生きるために血液は必要だが、血液を作るために生きている訳では無いのと同じ。より高い次元に到達するために必要なプロセスであり、その先にある使命に向かって奮闘するのが人生。

    ・天職を追い求めて欲しい。天職であれば、疲労も失意も気にならない。

  • ダラダラ長くて、読み切るまでに結構時間がかかった。
    小説にしたらもう少し面白いのかなぁ。

  • 長かったし難しかったです。訳されたものなのである程度は仕方ないのですが、読み進むのに時間がかかりました。スポーツにはそれなりに興味はあるけれど、お金とは切り離せないし、立ち上げるまでの時間が長くて途中で読むのを諦めそうになるので、起業家たちの話はしばらくいいかなーと思いました。

  • ナイキとオニツカタイガーとの関係が興味深い。
    品質の悪いものを納めたり、日本人のイメージが悪い。

  • 友人に借りてみたが、ストーリー調で今の自分が求めている内容ではなかった。全部読みきらずに返却。
    サクセスストーリーのようなので、また機会があったら触れてみたい。

  • 翻訳が雑。日本人の名前が微妙。
    物語としては盛り上がりがなく、伝記としては学びがない。
    ナイキの印象が、子供の頃と随分変わった理由は少しわかった。マイケルジョーダンまでは安くてそれなりなイメージ。

  • どうしても面白くて引き込まれる感じにならなかったためナイキ誕生まで読んで挫折。。。
    経営者は仕事もプライベートもなくいろんな悩みを抱えてるんだなと思ってしまった。

  • サクセスストーリーは面白いがとても冗長な展開で入り込めず。もう一つは語られているイベントの時間軸がもう一つ理解できなかったのも理由。

著者プロフィール

フィル・ナイト
ナイキ創業者
世界最高のスポーツ用品メーカー、ナイキの創業者。1938年生まれ。オレゴン州ポートランド出身。オレゴン大学卒業。大学時代は陸上チームに所属。中距離ランナーとして、伝説のコーチ、ビル・バウワーマンの指導を受ける(バウワーマンは後にナイキの共同創業者となる)。1年間のアメリカ陸軍勤務を経て、スタンフォード大学大学院に進学。MBA(経営学修士号)取得。
1962年、オレゴンの「ブルーリボン・スポーツ」社の代表として日本のシューズ・メーカーであるオニツカを訪れ、同社の靴をアメリカで売るビジネスを始める。その後独自ブランドの「ナイキ」を立ち上げ、社名もナイキと変更。創業メンバーたちとともに、スポーツ用品界の巨人、アディダスとプーマをしのぐ企業へと同社を育て上げる。1964年から2004年まで同社のCEO、その後2016年まで会長を務める。妻ペニーとオレゴンに暮らす。

「2017年 『SHOE DOG(シュードッグ)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

フィル・ナイトの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×