仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 210
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492233733

感想・レビュー・書評

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  • 非常に面白い。
    もっと、事例が見たい!

  • 書店で平積みしていたのを見て購入。
    新刊かと思ったら、2016年発行。びっくり。

    バスケごみ箱とかトイレの的は知っていたけれど、「なるほどね♪」と膝を打つだけで、自分で生み出すことは無かった。
    分類やオズボーンチェックリスト、画像検索に子供観察など、考える取っ掛かりを示してくれたのは、とてもうれしい。

    定義に「公平性」があることで、善意に基づいた仕掛けを考えられる。これもまた良い。

    読んでいる間に、仕事でのアイデアが一つ思い浮かんだけれど、よくよく思い返してみたら、すでに聞いていた事例だった。
    アホだけど、思い出せただけ良しとしよう。

  • 仕掛けって
    「うわ、仕掛けられたーーっ」って感じるものはまだまだで、「仕掛けられたの気づかなかった!」とか「ついしたくなっちゃった」って感じさせるものが真の仕掛けなんですね。


    日常に潜む仕掛けに気づけるようになりたいなら本書を。
    実はあなたが気づいてないだけでそこにも仕掛けがありますよ?

  • 仕掛けとは、非強制的に行動の選択肢を増やすことである。
    読んでいて非常に興味深かった。
    ビジネスでの活用シーンも多いことだろう。

  • バスケットボール型のごみ箱や三角トイレットペーパーなど、ちょっとした仕掛けを施すことで人に動いてもらう仕組みを体系化した一冊。仕掛けの事例と(実際の仕掛けの)写真が連動して解説されているのでわかりやすい。最後の方で仕掛けのしくみが分解されてツリー図で解説されているので、これをマスターしておくと誰でも仕掛けのアイデアが作れると思う。ディレクターなどの企画制作者の方におすすめ。

  • ユーモアがあるところが、素晴らしい‼️

  • 人間の性質や社会の仕組みをうまく考えて、仕掛けた側も気付けば行動している側もいい気分になる。
    仕掛けた側はどれだけ気持ちがいいだろう。
    そういう細かなことにも人間の知恵が隠されている。
    ワクワクすることにはヒントがある。

    固定概念によって決めつけてしまっているもののあり方を柔軟に考えてみることで見え方が変わってくる。

  •  自分が何気なく進んでした行動が実は仕掛けによって動かされたものかもしれない。この世の中には皆が意識してみない場所に沢山の仕掛けがあることがこの本からわかるようになる。見方の視点が少し変わるようになった。
     他人を動かしたり、集客するのに強引な態度では絶対動いてくれない。ちょっとしたひねりやアイデアで自発的にしてくれるようになる。
     著者の様に様々な仕掛けを見つけてみよう、、。

  • 着目点はとても気に入ったのだけれど、事例が少なすぎると感じた。仕掛はカンタンには作れないということだろうか。
    事例をたくさん収集して、筆者が夢と語る仕掛データベースをぜひ実現してほしい。

  • 人が”自然と”したくなっちゃう仕組みを科学するポジティブな学問!

    行動経済学や心理学、マーケティングに関連した要素をもった仕掛学は、人を強制することなく、思い通りの行動をさせるには?という行動原理を科学しています。

    本書で紹介された事例”自転車を綺麗に並べるための仕掛け”や”大阪大学学園祭にて人を集めるための仕掛け”を知ると、お金をかけなくても、アイデア次第で解決できるのか!と発見がありました。

    お金をかければ解決できるのは、業界のほんの一部分の企業だけのはず。ビジネスマンが学ぶべき点は、「ヒトを知り、考え方次第で課題を解決できること」

    特にマーケターはこの学問知っておいて損はない!

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著者プロフィール

1975年大阪生まれ。大阪大学基礎工学部卒業。東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。博士(工学)。2004年より大阪大学大学院経済学研究科講師、同年、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校客員研究員、07年より大阪大学大学院准教授、12~13年スタンフォード大学客員研究員、17年より大阪大学大学院経済学研究科教授

「2019年 『しかけは世界を変える!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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