21世紀の不平等

  • 東洋経済新報社
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492314708

感想・レビュー・書評

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  • ☆は3にするか4にするかでちょっと悩んだけど。
    普段、経済政策の話って実はあまり読むことなくて、不平等を経済政策としてゆっくり考えたの初めてに近いから、そういう意味で、いいきっかけになったから、4にしました。

    つまり、これまで、個別に社会保障問題、年金、税率、社会サービスへのアクセスなど、考えたりはしてきているけど、それを全体政策として捉えきれてなかったし。社会サービスへのアクセスも、貧困層が弱いのはもちろん自明だったし拡大すべきと思っていたけれども、その捉え方はどちらかというと、人権思想であり、まあ、capabilityアプローチであって、それがすなわち所得の拡大と同義だ、なんていう考え方はしたことなかったがら。なんか、本題はとりあえず置いておいても、なるほどな、って思ったよ。

  • ピケティを受けて書いていることがいろいろなところに出てくる。
     意外と読みにくいという感じがしたが、イギリス経済を語る上には必須のほんであろう。

  • 331.85||At

  • 11.20.2016 読了
    ピケティからアトキンソンを読む方が思考がスムーズだ。アトキンソンもピケティの研究を踏まえて論じている。

    15の提案とそれに対する反論という構成。

    速読、斜め読みの方は、第I部をパラパラと読んで背景、前提を確認したのち、第Ⅱ部の15の提案と検討すべきアイディア(p355に全掲)、第Ⅲ部のまとめとを読み流せばだいたいのことは掴めるはず。かく言う私も斜め読み。

  • ピケティの本をさらに深堀りしたような本と認識している。未来に関心がある人であれば、まず読んでおいて損はないと思われる。

  • 1部は不平等の証拠をつらつら並べているだけ
    2部は過去の政策から得た教訓からの提案15案を説明しているだけ。

    この厚さ、必要だろうか?

  • 著者は不平等の研究の先駆者。ピケティが序文を寄せている。分析ではなく、行動計画に専念した本。一般の人が読了するのは難しいと感じた。

  • トマ・ピケティの師匠。翻訳者は同じ山形浩生。格差論。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784492314708

  • イギリス式の政策を中心にした格差是正方策の検討。日本と引き比べてみるとやはりEUって大きいんだなあ。

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