- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784492396261
作品紹介・あらすじ
●次なるバブル創出に失敗した中国の命運は?
●安倍バブル崩壊で大失速する日本経済
●米国利上げでマネーバブルは大崩壊へ
波乱必至の2016年を大胆予測する!
現在、世界に生じているリスクについては、経済的な問題に限っても以下のようなものが挙げられる。
・米国の利上げ問題
・中国経済の減速
・日本の財政問題
・統合欧州をめぐる混乱
・各国の金融緩和策から生じた世界的な資産バブルの問題
その他、政治、安全保障上のリスクを含めれば、いま世界には実に多くのリスクが同時多発的に生じていることになる。
たしかに高度な情報処理技術やIT技術の進歩で、我々のリスク管理の能力は高まっている。だとしても、いまやこれらリスクの大きさは限界にまで拡大し、人類史上、未知の領域に突入していることは間違いないだろう。限界ぎりぎりまで風船が膨らんで、少し何かが触れただけでも一瞬にして破裂してしまう、そんなイメージではないだろうか。
世界のどこで、いつ、何をきっかけとして、その巨大リスクが破裂しても不思議ではない。我々はそのような時代を生きているという認識を持つ必要があるだろう。(「はじめに」より抜粋)
感想・レビュー・書評
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日本経済だけがどうということではなく、米国、中国、欧州の経済がどう絡んでいて、影響しあっているか?そこからの解説。
当たる当たらないで行くと、疑問はあるし、雑といえば雑な論かもしれないが、考え方はわかりやすいいし、まとめ方がいいので、面白く読めた。
視点を広げて見るには、いい本かと思う。
米国一辺倒からどうなるのか?中国はアメリカの代わりはできず、バブルももうもたない?欧州の中でのドイツの辛さ、ドイツと中国つながる?
あと、主題ではないが、グローカルの解釈、面白い。
Think global act local が一般の解釈だが逆の
Think local act global
私もそう思う。
(個人メモに引用文)
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簡単な世界情勢分析には役立つが、日本の部については安倍政治批判ありきで、単純すぎる。
アベノミクス批判としては雑である。 -
これはすごい。一冊くらい図書館で読んでみようかな。
2003年日本経済-世界恐慌突入の年になる!-高橋 乗宣
2003年日本経済-世界恐慌突入の年になる!-(2002)高橋 乗宣
2004年日本経済-円高デフレの恐怖が襲来する!-高橋 乗宣
2007年日本経済-長期上昇景気に陥穽あり!-(2006)高橋 乗宣
世界恐慌の襲来―日本経済は「最悪の10年」に突入する2008/12高橋 乗宣
2009-2019年 大恐慌 失われる10年2009/4/21浜矩子/高橋乗宣
2010年日本経済 ―「二番底」不況へ突入する! 高橋 乗宣、 浜 矩子 (2009/12/1)
2011年日本経済 ―ソブリン恐慌の年になる! 高橋乗宣、 浜 矩子 (2010/11/19)
2012年資本主義経済 大清算の年になる 高橋 乗宣、 浜 矩子 (2011/11/11)
2013年世界経済総崩れの年になる! 高橋 乗宣、 浜 矩子 (2012/11/1)
2014年 戦後最大級の経済危機がやって来る! 高橋 乗宣、 浜 矩子 (2013/11/1)
2015年日本経済 景気大失速の年になる! 高橋 乗宣、 浜 矩子 (2014/10/31)
2016年日本経済 複合危機襲来の年になる! 2015/11/20高橋 乗宣, 浜 矩子