もっと本気で、グローバル経営 ―海外進出の正しいステップ

著者 :
  • 東洋経済新報社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784492532867

感想・レビュー・書評

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  • なんでこの人が?と最初思ったが、分かりやすかった。

    基本的には、過去の研究をベースにしている内容と思うが、
    海外展開をステージに分けて考え、商品特性を考えて、組織・人材・ガバナンスのスタイルを考えるといったあたりは、なるほどと思う。

    逆に、このあたりを混同している人はかなり多いはず。
    出張所なのか、生産拠点なのか、消費拠点なのか等々ステージを意識しないとね。アップルみたいにグローバルワンモデルなのか、ローカライズするモデルなのか、手離れが良い商品なのか、そうじゃないのか等々。

  • 海老原嗣生著「もっと本気でグローバル経営」東洋経済新報社(2011)
    市場と安価な人件費のみを求めて自社の強みを考えない海外進出は成功しない。国際標準や最先端を目指す金太郎アメ経営も間違いである。しかし、国内では、自社の特性を生かして勝ってきた経営者が、こと海外進出に限っては、その特性の再現に力をいれないという過ちをおかす。著者は、その1つの解を提示している。つきつめればコアコンピタンス経営である。

  • 企業の発展段階別に、海外展開を考えろというのはそのとおりだと思った。

    また社内の英語公用語化についても、マーケット規模がキーワードになるというのは頷ける。

  • グローバル化において重要なのは自社の「コア・コンピタンス」を見失わないことと、長期的な視点での「現地化」推進である。

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著者プロフィール

雇用ジャーナリスト、経済産業研究所コア研究員、人材・経営誌『HRmics』編集長、ニッチモ代表取締役、リクルートキャリア社フェロー(特別研究員)。
1964年、東京生まれ、大手メーカーを経て、リクルート人材センター(リクルートエージェント→リクルートキャリアに社名変更)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて「Works」編集長に。2008年、人事コンサルティング会社「ニッチモ」を立ち上げる。『エンゼルバンク─ドラゴン桜外伝』(「モーニング」連載)の主人公、海老沢康生のモデル。
主な著書に、『「AIで仕事がなくなる」論のウソ』(イースト・プレス)、『雇用の常識「本当に見えるウソ」』(ちくま文庫)、『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと』(小学館文庫)、『仕事をしたつもり』(星海社新書)、『女子のキャリア』(ちくまプリマー新書)、『無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論』『経済ってこうなってるんだ教室』(ともにプレジデント社)など。

「2018年 『名著17冊の著者との往復書簡で読み解く 人事の成り立ち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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