どうぐのおばけ (せなけいこ・おばけえほん)

著者 :
  • 童心社
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本棚登録 : 353
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784494004362

感想・レビュー・書評

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  • 道具を百年使うとつくもがみ(漢字だと付喪神)になること、つくもがみというおばけ?妖怪?を初めて知った。

    道具を大事にするおばあさん。
    あまりのニコニコ顔でかわいいので、このおばあさんが実は恐ろしいおばけになったら怖いなと思ったが、もちろんそんなホラーな展開にはならず。

    道具のおばけも、落ちてくる龍も、味があってブサカワ(もちろん誉め言葉)!
    これぞ日本のおばけ!

    ぺしゃんこにされたおばあさんの家。
    龍と道具のおばけが直してくれるんだけど、豪邸にならずに元の小さな家に戻るというのが意外でもあり、おばあさんらしくもあり、良いなと思った。

  • せなけいこ・おばけえほんシリーズ2冊目。
    付喪神なおはなし。「くずかごおばけ」と似てるようで対照的で、古いモノは化けるから捨てるように勧められても大切に使い続けた為に、災難を避けられたという話。
    使ってもせいぜい自分の一生位だろう。やはり使い慣れたモノは、大切に使いたい。

  • つくもがみになった道具たちに、助けられるおばあさんのお話。
    龍がおちてくるという発想が、なんとも楽しい。
    起承転結がしっかりできてて、お話もスッキリ短めで、読み聞かせ導入には良い感じ。
    タイトルを読んだら「道具のおばけってなに?」という子どもの質問あり。
    答えがすぐに出てくるので良かったと思う。

    8月 3歳~ 1分30秒

  • むかーしむかしは、こんな風に災害から難を逃れた人もいた・・・のかも!!?

  • 道具は100年たつとつくもがみになる。
    竜が空から降ってきて家がつぶれるという大天災。道具は大事にしようね。

  • こどもが最近気に入っているせなけいこさんより。つくもがみのおはなし。

  • どう具は、使えなくなったら、ちゃんと捨てないといけないと思いました。

  • 良かった

  • >古いものがすきなおばあさん。
    あるばんのこと、台所からがたがた音がして、どうぐたちが……。

    つくも神のお話でした。
    古い道具が好きで大切にしていたおばあさん。
    ある晩、つくも神になった道具達が外へ出て行ったのを見つけ、慌てて追いかけます。
    その時、空から龍が落ちてきて家がぺっしゃんこに!
    きっと道具達が助けてくれたんですね。
    その後、皆で家を修理するのもいいなと思いました。

  • つくもがみ

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著者プロフィール

1969年生まれ。『新幹線しゅっぱつ!』(福音館書店)、『はしる! 新幹線「かがやき」』(PHP研究所)、『ごみしゅうしゅうしゃの ぽいすけくん』(岩崎書店)、『うちのくるまはバン!!』(アリス館)、『しゅつどう! しょうぼうたい』(金の星社)など多くの著書をもつ。『はこぶ』(教育画劇)が、第61回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に選定されている。

「2023年 『せなけいこ ちいさなたまねぎさん ピクチャーパズル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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