作品紹介・あらすじ
ポンたろうは、頭がゴムでできている男の子。山にポンとぶつかって、ボールのように空を飛んでいきます。あっ!下にはトゲいっぱいのバラの花園が…。ゴムあたまポンたろうのせかい1しゅう、そらのたび。幼児からマニアまで。
感想・レビュー・書評
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3 books to go!長新太作品は初めて!タイトルがシュールすぎて選択。あたまがゴムの男が飛んできた。名前は「ゴムあたまぽんたろう」。あたまはどんなものに当たっても痛くない!鬼の角に当たってしまい、滅茶苦茶飛んでいった!次にバラの花畑に到着。棘に刺されてぽんたろうは飛んでいった!お化けに当たり、木に当たり、ハリネズミに当たり、最後には、ゴムの木で一休み。ぽんたろうの安心した表情がとてもいいね。日本絵本大賞作品。ぷかぷか空を飛びたいよね~。時の流れに身をまかせ~ テレサテンのあの歌を思い出しました。⑤
〝遠くの方から、男の子が飛んできました! 頭がゴムでできている「ゴムあたまポンたろう」です! 。山にポン!とぶつかると、ボールのように空を飛んでいきます。ゴムの頭は、どんなものに当たっても、痛くありません。大男の角や棘でいっぱいのバラの花園など、頭をぶつけながら、ポンたろうの旅は続きます・・・〟第4回日本絵本賞を受賞した、絵本作家・長 新太さん(1927-2005)の世界一周そらの旅絵本です。
《本屋》【再読】ゴム頭だと当たっても、痛くなさそう。
ゴムのあたまで、ぽーんと飛んでいく先々で、動物も、植物も、笑顔になる、楽しい絵本です。おばけの親子には、気の毒だけど笑えます。
一度聞いたら忘れられないタイトルの破壊力!
以前学校で読んでもらったという7歳の息子もしっかりタイトルと内容を覚えていて、「ルフィみたいなゴム人間ってこと?」と単純な質問をする母に「ちがうよ!ポンたろうは伸びるんじゃなくて弾むの!」と明確に教えてくれた。そうなんですかw
大男の角でホームランされたり、バラの刺にチクリされたり、ハリネズミにサッカーされたり…どこへ飛んでいくかわからない波瀾万丈のポンたろうゴムあたまライフはページをめくるスリル満点。
ゴムの木で休むかわいい寝顔にキュンとする。
頭がゴムで出来ている男の子が、色々な物にぶつかって飛ばされながら旅する話。
タイトルを言っただけで爆笑してくれました笑
「へんな名前w」と何度も「ゴムあたまポンたろう」と繰り返してました。
お話自体は単純だけど、大男が何なのか知らなかったり、バレーボールを知らなかったりしていまいち楽しめなかった様子。
「おばけは怖い」と思っているようなので、そのおばけが逆にポンたろうを怖がるというのがピンと来てないようでした。
固定概念を無くすキッカケになりそうで面白かったです。
ゴムあたまポンたろう みたいになりたい! なれたら 『負け知らず』やな~( ´∀`)
著者プロフィール
1927年、東京に生まれる。漫画、絵本、イラストレーション、エッセイなどさまざまな分野で活躍。絵本に、『おしゃべりなたまごやき』(文芸春秋漫画賞)、『ぞうのたまごのたまごやき』(小学館絵画賞)、『ふゆめがっしょうだん』(絵本にっぽん大賞・以上福音館書店)、『はるですよふくろうおばさん』(講談社出版文化賞絵本賞・講談社)、『さかさまライオン』(絵本にっぽん賞)、『ゴムあたまポンたろう』(日本絵本賞・以上童心社)、『キャベツくん』(絵本にっぽん大賞・文研出版)など多数ある。巌谷小波文芸賞受賞。路傍の石幼少年文学賞受賞。
「2018年 『やまがあるいたよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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