知らないと危ない!ズルい食品ヤバい外食

著者 :
  • 永岡書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784522435274

感想・レビュー・書評

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  • P161
    私にとって外食の定義は
    ”家よりも美味しい料理が食べられる場”

  • 参考になった点もあるが、少し期待外れだった。

  • 食品表示の読み方や、食品の見分け方など参考になる点が多々あった。

  • 卵の管理と表示を見ればそこのスーパーのよさがわかる。
    実は対面販売のお弁当屋さんよりもコンビニのお弁当の方がい表示がしっかりしている。
    魚売り場を見ればスーパーの良しあしがわかる。
    国内産の鶏肉にこだわり、串打ちまでしている「鳥貴族」
    などなど…ちょっと目線がおもしろかった~。

    「イトーヨーカドー」とか「鳥貴族」とか具体的にお店名が出ているのも参考になりました。

  • 現代の食品業界のからくりや裏表について、販売されている商品カテゴリごとに注意点を記載した一冊だ。
    最初の精肉のところで、スーパーのパッケージに表示されている加工場所がスーパーと同じ住所でない場合、加工は外注されていて鮮度は落ちている、というくだりを読んで、とことこと自宅の冷蔵庫に行って入っていた鶏肉のパッケージを見てみた。
    おお、確かにかなり離れた場所で加工されている。知らなかった。なんとなくスーパーで加工されていると思っていた。

    また、基本的に「製造加工日」というのは売り手側が自由に決められるものらしく、極端な話、加工されたものをそのまま運んできて、パッケージに詰めて封をした日を記載しても法律違反にはならないらしい。
    だとすると、本当に、いつ、どこで、いわゆる食品として加工されたのか、というのは不透明なんだな。

    売れ残りの鮮魚や食肉を使って惣菜が作られている、という話はよく聞くけれど、外注化の話は初めて知った。

    米やビールなど重いものが「新しいものが下に、古いものが上に置いてある」ことにまで苦言を呈されているのはちょっと厳しすぎると思う。食品に限らずものは「先入れ・先出し」が基本だろうし、そうじゃないと古いものがどんどん在庫されることになってしまう。

    迅速な流通ルートが築かれているコンビニのほうが食品類の鮮度がいい、とか、輸入時に検査機能が働く中国産のほうが下手な国産より安全である、とか、意外な話も多く、興味深い。

    本書によって自分の消費生活が大きく変わるかはわからないけれど、知っているかいないかという違いは確かにあると思う。

    やたらにセブン&アイの品質がよい、というお墨付きが出てきて思わず「セブンの回し者?」と疑ってしまったけれど、それだけセブン系列は大きな資本を持って品質確保に力を入れているっていうことなんだろう。

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著者プロフィール

食品安全教育研究所代表
1958年北海道生まれ。帯広畜産大学を卒業後、農場から食卓までの品質管理を実践中。これまでに経験した品質管理業務は、養鶏場、食肉処理場、ハムソーセージ工場、餃子・シュウマイ工場、コンビニエンスストア向け総菜工場、玉子加工品製造工場、配送流通センター、スーパーマーケットなど多数。著書に『「ビジュアル図解」食品工場の品質管理』(同文舘出版)、『“食の安全”はどこまで信用できるのか 現場から見た品質管理の真実』(アスキー出版)など。

「2019年 『最新版 食品工場のしくみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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