誘拐の免罪符 浜中刑事の奔走 (本格ミステリー・ワールド・スペシャル)

著者 :
  • 南雲堂
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本棚登録 : 66
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784523265757

感想・レビュー・書評

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  • かなり最後まで真犯人の予測つかず。叙述ミステリ的な要素も含まれてて、最後にやっと冒頭の内容の理解できた!
    浜中刑事と夏木刑事のコンビ大好きなので、続きが読みたい。

  • 05月-30。3.5点。
    浜中刑事シリーズ。5歳の女の子が誘拐されるが、犯人の要求は「警察を呼べ」。犯人の指示に従い、ある場所の地面を掘ると。。。

    面白い。込み入った事情が重なり、複雑な犯罪に。
    真犯人の豹変ぶりが興味深かった。

  • 夏木さんの推理バツグン

  • キャラクターが弱いというか――。お話はまあまあ面白かったけど、トリックを解きが偶然とはねぇ。

  • う〜ん。
    登場人物が魅力的なだけに
    ちょっと残念。

  • 浜中刑事シリーズ第3弾。
    5歳の女の子を誘拐した犯人の要求は、警察を呼べ、そして指定した場所を掘れという奇妙なものだった。果たしてその意図は…
    構成がうまい。少ない登場人物で事件ははっきりしていると思われるのに、犯人の意図も著者の意図も最後までわからなかった。
    名探偵ではないが無意識に事件解決に役立つ行動をとってしまう浜中刑事は面白いキャラだし、初期作品のような怒濤のトリックはないが、こういうのもなかなかよい。

  • 浜中刑事シリーズ。奇妙な少女誘拐事件とそのさなかで発見された別の少女の遺体遺棄事件。二つの事件のつながりと誘拐事件の真相を追うミステリ。
    相変わらず浜中刑事のキャラがいいなあ。強運っぷりも相変わらず。そして夏木の過去が明らかになったのも読みどころです。うーむ……やはり「カッコいい」と思えるのは浜中より夏木かな(笑)。
    トリックにも驚かされたけれど。過去の事件の真相があんなことだっただなんて。犯人の豹変ぶりにも驚愕だったのだけれど。それでも、あの人なりの優しさがあったのだと信じたい気がしました。

  • 倒叙の部分の仕掛けがうまい。人間消失のトリックは苦しい感じがするけれど。

  • ミスリードにすぐ気づけなくて、面白さがちょっと減った。浜中の妄想は急に始まるから、わかっていてもびっくりする。

  • 2018.11.9読了。

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著者プロフィール

埼玉県生まれ。2005年、島田荘司氏との共著により『天に還る舟』(南雲堂)を上梓。2008年、『十三回忌』(原書房)で単独デビューを果たす。2015年、『扼殺のロンド』(双葉社)で第6回「駅の中の本屋さんが選んだエキナカ書店大賞」を受賞。スケールの大きなトリックと、どんでん返しを得意とする。趣味はリバーカヤックと散歩。ビールが大好物!主な著書に『怨み籠の密室』(双葉社)、『ブラッド・ブレイン1~3』(講談社)、『モノクローム・レクイエム』(徳間書店)、『愚者の決断——浜中刑事の杞憂』(南雲堂)など。

「2022年 『仮面の復讐者 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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