- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784528019034
作品紹介・あらすじ
社会のルールを理解するには、どうしたら良いのか。どのような仕事を選べば良いのか。セールスでトップになった人!芸術家になった人!大人のアスペルガー症候群には天才肌の人も多い。社会の中で自立して生きていくために。
感想・レビュー・書評
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「発達障害とは何なのか」ということではなく、実際に発達障害の方本人や発達障害の方と向き合う人に向けて書かれた本。
特にためになったのは、第4章の「アスペルガーは子供時代から困っていた」の章。
アスペルガーの子供に向けた教育の方法が具体的に書かれていて参考になった。
特に勉強方法にも3種類あり、視覚、聴覚、触覚に特化したものに分けるといいという。
何が苦手なのかを見極め、一人一人に合った対処がある。
5章の「家族関係から見たアスペルガー症候群」では、ASDの夫がパートナーとの出会いから子供ができて子供ができて子供が成長するまでのシミュレーションが書かれてある。これも未来を予測するのに役に立つ。
様々な世代、本人、家族、職場など、ASDと向き合う方には是非手にとってほしいと思える内容でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アスペルガーに合った職業。
検察官、裁判官。
アスペルガーでなくても、なれるもんならなりたいよ。 -
図書館本。
良くも悪くも学者気質な方が書かれた本だと思った。他の方のレビューにもあったが、かなり断定的な説明が多い。出来ない、考えない、わからない。まあそうなんだろうけど、あまり良い印象は持てなかった。ナイーブな方が多いのだろうから、もう少しソフトな表現が良かったのではないかな。
あと、男性に的を絞った書き方が非常に多い。女性読者からしたら戸惑うだろう。
ある程度の参考にはなったが、大変為になるとは思えないので、初学の方は別の図解もある様なものをお勧めしたい。 -
大人の、と付いているわりに子供の話がわりと多め。
わかってほしい、と付いているわりに当事者の話ではない。
アスペルガー症候群の当事者ではなく周りの人から見て、そういう時はこうしてあげてね、という内容。
アスペルガー症候群の男性比率がかなり高いせいか、男性向けの内容に過分に偏っている。 -
比べ読み中