- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532105372
感想・レビュー・書評
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難しい。
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初版は古いが今読んでも初心者には勉強になる。組織の全体像がつかめ、多様な考え方も紹介されている。組織の中の個人を視点に書かれており現サラリーマン、もしくは今後なる人は読みやすい内容。新書の割にボリュームがあり一読だけでは全て把握は出来ないが大まかには理解出来た。また時間があれば読み返したい。
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組織を多様な視点で捉えつつ、研究と実務がバランス良く書かれている。制度的な観点よりは、心理やダイナミック性の観点での記述が多い。
また、マネージャーとリーダーについて大きく区別、というか、ほとんど対立的に記述されている。この2つは一般的には混同されていると思う。
ただ、「変革リーダーシップの特徴」という研究テーマの一覧が出ているが、結論、共通点はないんじゃないの、という気がする。 -
#読書開始
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#読了日
・2017/4/21再読
#経緯・目的
・経営組織論に学生時代から関心深かったので、入門として購入。
#達成、感想
・経営組織論といっても、経営管理論、経営戦略論、臨床心理学など多様な分野と密接に絡んでいるため、何かというのは難しい。
・経営組織論において、組織に注視しがちだが、組織をつくるのは個人であるという考えがある為、組織改革の際は、トップだけではなく個人の意識も改革する必要がある。よって、組織内においてのコミュニケーションは密接かつ風通しの良い関係を構築することが重要。
#オススメ
・経営組織を学問として大きくとらえたい方におすすめ。 -
目次
1. いろいろな組織の捉え方 多様な組織観を探る
2. 組織のなかの個人
3. 個人と組織とのかかわり合い
4. 集団の機能と組織
5. 組織におけるリーダーシップ
6. 経営組織の設計
7. 経営組織の動態化 組織改革
8. 組織全体の方向づけと働く個人 -
ちょっとアカデミックすぎてわかりにくかった。最後まで飛ばし読みしただけなので、内容は詳しくわからず。
働く人の視点から書いたとあるので、労務管理について知りたい時に再読すべきか?
ミクロ組織論(心理学)とマクロ組織論(組織全体)がある
10個の組織論のどの立場に立って論議しているか自覚することが大切
個人が組織を作り出している
ひとは仕事そのものから満足を感じる
できるマネージャー、すごいリーダー
社内ベンチャー制度 -
BBTで学んだ内容の復習に。経営組織は、形となる組織の議論ではなく、リーダーシップやモチベーション、人間科学や社会心理学など多岐にわたる研究を組織に応用したものだと思う。
組織の規則や手順の本質的機能は下位ユニット間でのコミュニケーションの必要性を減じるためのもの。つまり、「決まりだからさ」ということでやっているお約束の会議や、規則にのっとったルーティンは、実は次に何をしようかということを、下位ユニットに考えさせない工夫であるということだ。組織の中の、下位ユニットにいる限り、考える必要が無いということでもある。
もうひとつは、改革を求められる組織と、安定を求める組織ではリーダーの存在と役割が全く違う。組織の議論の中で、自分にとって大事なのはリーダーシップ論だろう。まさに、初めて上司という存在になったからこそ、どんな方法でどんな組織を作るか。ある意味、ちょっとだけ頭を働かせても良い環境になったということ。自分は改革を行うのか、とにかく楽しんで素敵な組織を作ってみよう。 -
読みたかったけど読んでなかった一冊。モチベーション、リーダーシップ、組織文化・・・企業経営理論テキストの組織論をほぼ網羅。この人の研究分野は、メインストリームなのだなと痛感します。ちょっと難解な箇所もありますが、「入門シリーズ」らしく、金井節(?)の解説を交えながら…。かなり易しめに解説してあるような気がします。勉強になりました。
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NDC分類: 336.3.