地球を聴く―3・11後をめぐる対話

  • 日本経済新聞出版社
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本棚登録 : 74
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532168537

作品紹介・あらすじ

ニューヨーク、山口、東京-。音楽家と人類学者が地球文明の未来を語り合う。

感想・レビュー・書評

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  • 生涯に何度も読むと思う。

  • 地球と人類のこれからについて、坂本龍一と竹村真一による知的な対談集

    竹村真一の見識や興味の広さに驚く。

    手元に置いて再読したい。

  • こういう対談本によくあることですが、いろいろな知識の「チラ見」ができます。しかし、そういった、有益な雑学とでも言うべき情報ばかりではなく、本書には確固としたお二人のもつ未来へのビジョンが語られている。よりより未来を築いていくために人々はどういう意識を持って生活すると良いのかというのが、一冊最初から最後まで通った線であると思います。

  • 最近では、環境・平和活動の分野で登場することの方が多いともいえる音楽家・坂本龍一氏と、「触れる地球」「100万人のキャンドルナイト」など、様々な社会実験的プロジェクトを手掛けてきた人類学者・竹村真一氏の対談集。内容的には、3.11以前に行われたものも収録されているが、一貫してグローバルな視点で、地球環境と文明の未来が語られている。
    地球が本来持っている、奇跡ともいえる絶妙のバランスとメカニズムの重要性をベースに、音楽、教育から原発、再生エネルギー、そしてスピリチュアルな話題まで、柔軟な発想とジャンルを超えた幅広い知識が自由に飛び交っている。「人類は進歩しすぎて自然を破壊しているのではなくて、未熟すぎて破壊している」という竹村氏の見方が、全編を通じて伝わってくる。

  •  坂本教授が文化人類学者の竹村真一と対談、地球文明の未来と音楽について語っています。
     震災前から「地球目線」での都市づくりを提唱していた竹村氏の発言は、あくまでも前向きで共感できます。
     とりあえず、イチイチ欄外に太字でポイントが2行程度でまとめられるなど、過剰なほどの分かりやすさも素晴らしい。

  • 39 やはり小さいエリアのなかに大体の機能が備わっていて、もう長距離まで運ぶ必要がないというのが一番理想的ですね。坂本

    79 一刻も早くこの十年以内に、われわれの基本リテラシーとかコモンセンスにそういった言語認識や驚異を組み込める、ほんとうにこの世界を成り立たせている数限りない魔法に驚いていけるような知のプラットフォームをもっともっと作りたいですね。竹村

    79 たかがこの五十年と百年の制度をぼくらは五千年、一万年の絶対はずせないもののように思っていますけど、さっきおっしゃったように人間は裸の無力の存在で、今われわれのライフスタイルを支えているのはみんな着込んでいるものなんですけどね。ということは脱ぐこともできるわけです。坂本

    130 3・11の最大の教訓は、我々の文明が「ダイナミックに変動する地球」というファクターを内部化できていない、ということでした。竹村

  • もっと音楽で世界を救って欲しい←大仰かな。。。

    日本経済新聞出版社のPR
    「人類はようやく「幼年期」を脱する兆しを見つけたのかもしれない。花が咲き木が育つという当たり前の現象に奇跡を見いだそう。世界的音楽家坂本龍一と文化人類学者竹村真一による、地球と文明、音楽をめぐる対話。」

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著者プロフィール

1952年東京生まれ。3歳からピアノを、10歳から作曲を学ぶ。東京芸術大学大学院修士課程修了。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年、細野晴臣、高橋幸宏と「YMO」を結成、83年に散開。出演し音楽を手がけた映画『戦場のメリークリスマス』(83年)で英国アカデミー賞音楽賞を、『ラストエンペラー』(87年)でアカデミー賞作曲賞、ゴールデングローブ賞最優秀作曲賞、グラミー賞映画・テレビ音楽賞を受賞。2017年3月に8年ぶりのオリジナルアルバム『async』をリリース。11月にはドキュメンタリー映画が公開に。

「2017年 『龍一語彙 二〇一一年 ‐ 二〇一七年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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