アメーバ経営: ひとりひとりの社員が主役

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532195571

感想・レビュー・書評

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  • 2012.7.17読了
    いまいちしっくり来なかったけど、細かい単位に分けるのは有効だと理解している。

  • 名著だけあってなかなか為になった。
    本来ならばそのようにするのがベストなんだけどトップダウンでやらない限りは実行が難しんだな。

  • 自分の仕事を見直す上で参考になった。

  • アメーバ経営について。
    うちの会社の場合、原料を加工する「材料」と、材料を加工する「加工」と、大きくしか分かれてない。
    こういう具合に、工程ごとの損益を出してみるのも面白いなあ。

  • 一つ一つが独立した組織となるように部門を分け採算性を徹底する。個々が自ら考え行動する。言うは易し行うは難しの哲学を実践するのがすごい。

  • JAL再建に敬意を表して。大きな組織を独立採算で運営する小集団に分けてリーダーを配する「アメーバ経営」について創業者自らの公式解説本。
    その本質は、たとえば社外=市場(市場価格)に目を向けることであったり、ひとりひとりが時間感覚に鋭敏になることであり、そのあたりはたとえばドラッカーの『経営者の条件(The effective executive)』でも詳しく解説されているくらいポピュラーであるが、言うは易く、実現し持続するのはなかなかできることではあるまい。まさに「時を刻むのではなく時計を作る(=仕組みを作る)」ことであり、「狂徒セラミック」と揶揄されるほどに目標にむかって社員ががんばる「カルトのような文化」をつくったわけで、『ビジョナリーカンパニー』に書いてある通りだが、やはり言うは易く、実現し持続するのはなかなかできることではあるまい。
    日本航空にしろ京セラにしろ、人によっていろいろ意見はあるのでしょうが。それにしても本当に国有化後の東京電力の社長になっちゃったりするのかネ。

  • 稲盛哲学の本。
    独立採算制をもった組織としてのアメーバ。
    プロジェクト組織にも似ているけど、より独立採算制をもってその小さな組織の中で経営を行うことで、一人ひとりがコスト、売上、利益を考える視点を持つことができ、リーダーとしても養成することも可能とのこと。
    ただし、実行するのは容易ではない。それをつくる組織のフィロソフィが前提として確立させなければならない。
    行うことによって、会社もそうだけど、個人個人がプロフェッショナルとして育つために大いに貢献できることだろう。

    そこが難しいわけだが。。

  • 独立採算ができる少数団に分かれてリーダーをつくり経営する。リーダーだけが会社の現状を把握するのではなく、全員に共有することで自主的に全員参加型経営をする。
    経営初心者からというところでは、考え方が砕けていて入りやすかったと思う。

  • 稲盛和夫:鹿児島大学工学部、59年京セラ設立。84年第二電電(KDDI)、2010年JAL会長。
    アメーバ経営:小集団独立採算組織、時間当たり採算法、社内でも工場と営業で売買し金利も適用。
    労務費は時間当たり採算表の費用に含めないので、アメーバは人事最適化以外のことしか考えられないのかな。アメーバ同士の売買、それぞれの採算追求で軋轢が危惧され、経営トップや事業部長の人格、フィロソフィーがものをいうらしい。
    アメーバと言いながら大家族主義ともいう。やはり筆者の様な天才的でカリスマ性のある創業者だからうまくいったという面が感じられる。

  • 2011/7/19

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著者プロフィール

1932年鹿児島県生まれ。鹿児島大学工学部卒業。59年、京都セラミック株式会社(現京セラ)を設立。社長、会長を経て、97年より名誉会長に就任。84年、第二電電(現KDDI)を設立し、会長に就任。2001年より最高顧問、2010年には日本航空会長に就任する。代表取締役会長、名誉会長を経て、15年より名誉顧問となる。84年、稲盛財団を設立し、「京都賞」を創設。毎年、人類社会の進歩発展に功績のあった人々を顕彰している。2022年8月逝去。その他著書に、『稲盛和夫の実学』『アメーバ経営』『稲盛和夫のガキの自叙伝』『高収益企業のつくり方』『人を生かす』『従業員をやる気にさせる7つのカギ』『成功への情熱』『生き方』等がある。

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