ゆるみ力

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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本棚登録 : 71
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532260071

感想・レビュー・書評

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  • 「このところストレスを感じる」、「何だか最近生きづらい」
    そんなときに読むと温泉に入ってふーっと息を吐くようにゆるめる一冊。
    キーワードとなっている「ナウ・アンド・ヒア」にも現れているように、著者の仏教観が色濃く出ている。
    「ゆるみ力とはゆるし力」というのが印象的。

  • もっと楽に生きようよ、とか深く考え過ぎないようにしましょう、と言いつつもけっこう真理では深いところをえぐっている感じ。空きさせないように作られてはいるものの、このスタイルについていけない人には最後までしっくり来ないで終わる一冊なのかなぁ、と思ってしまった。私もその一人ですが。

  • [ 内容 ]
    あなた本来の姿(能力)は力を抜いた自然体から。
    「~のせい」は不幸のもと。
    嫉妬心は風に飛ばせ。
    部下の強みは褒めて、褒めて、褒めまくる―。
    カリスマコンサルタントが、仕事と生活に追われ、ストレスいっぱいの現代人に贈る“ゆるんで頑張る”人生読本。

    [ 目次 ]
    かけ湯 今に生きる ナウ・アンド・ヒア
    1 人間関係に効く!
    2 トラブルに効く!
    3 プロジェクトに効く!
    4 リーダーに効く!
    5 キャリアに効く!
    6 お金に効く!
    7 健康に効く!

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • キャリアはロングスパンで見渡す。
    回り道だよ、人生は。
    矜持。自分がやっていることがお天道様に恥じないかどうか。
    楽しいことを諦めないようにしよう。

  • ×初志貫徹
    →「初志はあくまでもきっかけ」という風にとらえよう。

    借金をしてはいけない七つの理由
    1.知恵を働かせなくなる
    お金を使わず知恵を使う方法を失う。大企業のベンチャーが失敗するのもこの理由が多い。
    2.クチバシをつっこまれる
    3.「真実の姿」が見えなくなる
    クレジットカードを使うといくら使ったのか分からなくなる。
    4.マイナスの波動が出て、さらにマイナスを呼ぶ
    5.「拡大」の甘い誘惑にさらされる
    どうしても小より大を求めてしまう。
    6.人間は弱いものである
    目の前に安易な道と困難な道、二つあったら後者を選ぶのが人間の性である。
    7.人生の目的を見失う 
    借金が積もると、返済に人生の時間が使われることになる。

    貯める方法(一部抜粋)
    ◎モノを大切に使う
    モノを大切にすることは、すべてのモノのその先にある生命体の尊厳への敬意の表れだ。

    ◎実は、人間の身体は疲れない。疲れるのは身体ではなく心。睡眠時間が短くてもゴルフや釣りの朝シャキーン、と起きることができるのは、心がしっかりと「立って」いるから。「病気」は「気が病む」と書く。心のケアは、健康の最大重要課題。
    *****自分が「疲れる理由」を考えることで、人は疲れてしまうのだ。****************

    ◎「不幸予測」より「幸福予測」をする

    ◎病気がちだったり、いつも何かトラブルに囲まれている人の家はモノがあふれていることが多い。

    <font color="#9370db"><strong>◎知ることは対象に対する愛につながる。</strong></font>

    地産地消
    なえ限りある石油エネルギーを使い、CO2を排出しながら遠方から運ぶ必要があるのか?

    ゆるむ力をつけましょう♪





  • 2008/07
    INSIGHT NOWで紹介されていたので読んでみた。アファメーション的だと思う。

  • 久しぶりに阪本さんの本を読みました。最初に読んだのは「パーミッションマーケティング」で、そのあと何冊か読んだけど(全部じゃないです)、どれもよく響くビスネス本でした。最初に福井商工会議所で講演を聞いて、そのあとに「ブランドセミナー」を集中して受けて、その時頂いた「大吉」のサイン付き名刺はいまも大切に名刺入れにあるくらい有意義なセミナーでした。

    そんな阪本さんが今度は「ゆるみ力」と言うのですから、少々というかかなりのイメージチェンジです。とは言え読んでみたら、いやし風の構成になっているけど、このゆるみ力とは、武道の達人が、構えたときの、どこにも力みがない状態(本書では合気道の身心統一の状態と書かれていました)、と言うことですからなかなか凡人にはできない心意気でもあるのですが(^^;

    この本で紹介されている「ありがとう」の言葉。金運をつける16の実践の11番目にお店の人にありがとうを言おうというのがあります。私は今これを常に実践しています。お客の立場でもありがとうが出る環境作りはいいものです。まずは一人一人の実践からです。

    あといくつか紹介すると「そうきたか」と対応する気持ち。これは面白いです。クレームが来ても何が来ても「そうきたか」とまず心で思うのはすごい。この余裕と言うか懐の深さが欲しいですね。それが「ゆるみ力」にもつながるのかも。

    しかし、阪本さんらしくそれだけではありません。やっぱり志と矜持(久しぶりにこの漢字を見た感じです、それだけこの世から少なくなっているのか)が大切と言うことで、、、お風呂に入るつもりで読んでみたい1冊です。

    ちなみに、この本は日経プレミアシリーズですが、このシリーズは小泉元首相の「音楽遍歴」で創刊したシリーズです。このシリーズ結構面白そうな本が並んでいるので、続けて読んでみたいです(でも、「地球最後のオイルショック」を買っちゃったし、なにより「フラット化(下)」が控えています。出張のときには手軽なこのシリーズを買おう)

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著者プロフィール

経営コンサルタント。ブランド・クリエイター。1958年生まれ。大阪大学人間科学部卒業。旭化成で建材営業に従事したのち、2000年4月に独立・渡米し、ニューヨークで経営コンサルティング会社Palmtree Inc.(現JOYWOW)を設立。現場感覚、消費者目線でのブランド戦略を得意とする。ビジョンは「世界にJOY(喜び)とWOW(感動)をもっと広げたい! 」。

「2017年 『「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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