キリスト教で見るもうひとつのアメリカ

  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532260859

感想・レビュー・書評

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  •  主に2007年~2009年のアメリカのニュース番組や記事に見られる様々なキリスト教や聖書に関連する表現を選びだし、解説したもの。内容や体裁は同著者によるこれまでの新書と同じ。
     オバマ関連の話が多いが、全体的にアメリカの国内事情に疎いおれにとっては、内容そのものに興味が持てなかったので、正直退屈だった。rockyという言葉は「頑固な」となって、「困難の多い」という意味になるけど、訳を変えれば「不安定な」と表現できるのは、「神=rock」という意味(rock=確固としたもの、のようなイメージ)とは反対になるような感じがして、ちょっと面白いと思った。ところどころ、聖書が分からなければ英語は分からない、という趣旨が書かれていて、それはとても分かるけど、半ば脅しのような感じになっている部分はあんまり好きではないと思った。(11/12/16)

  • 私の大好きな天使にラブソングをの映画についても多々明記されているので、私にとっては読みやすかった。
    キリスト教が分からない人にはとっつき難いかもしれない。
    アメリカ社会だけでなく欧米は全てキリスト教抜きには語れない。
    Amenというのは、ヘブライ語で、ほんとうとか確かという意味。イエスはいかなる人間の教師も必要としなかった。イエスは神の子としてはなされたから。神はイエスにその権威を与えてたから。
    オバマ大統領就任時に、宣誓として、So help you God ? (神にかけて誓いますか?) それに対してオバマが答える。So help me God. (神にかけて誓います) この先生の時、彼の左手には、リンカーン大統領が就任式で用いてたい聖書が置かれていた。

  •  英語の中のキリスト教     

     南無阿弥陀仏、南無三、と日本人が思わず口にするのと同様、英語も宗教観を背景にした表現がたくさんある、という話です。

     具体的な事例に即して、単語や表現がいくつも出てきており、雑学的に楽しめます。

     まぁ、よろしいのではないでしょうか?。

    2010/08/23、読了。文京図書館より借用。

     



     

  • こりゃいかん。もう一度ちゃんと座って読み直そう。

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著者プロフィール

1943年レバノン・ベイルート生まれ。外交官の語学教師やクウェート王室付きの教師などを歴任。1972年に来日し、日本人実業家と結婚。1983年、レバノン文化教育センターを設立、館長となる。1989年、神戸市の「国際文化交流賞」を受賞。また、大阪大学その他多数の大学で言語学と異文化理解などについて教鞭をとる。海外にたびたび渡航し、アメリカでは多くの青少年鑑別所を慰問する。現在では、エッセイストとしても活躍中。著書―『キリスト教文化の常識』『キリスト教英語の常識』『聖書名表現の常識』(以上、講談社現代新書)、『聖書でわかる英語表現』(岩波新書)、『聖書に学ぶ――いつのまにか人づきあいがうまくなる心の習慣』『聖書で読むアメリカ』(以上、PHP研究所)、『キリスト教で見るもうひとつのアメリカ』(日本経済新聞出版社)、『聖書の英語の物語』(NHK出版)、『ちょっとお節介ですが―愛する日本人へひと言』(時事通信社)、『父の心 娘への手紙』(サンパウロ出版)など多数。

「2012年 『英語で読む 罪と悪の聖書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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