「頑張りすぎる人」が会社をダメにする: 部下を無責任にしてしまう上司の法則
- 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2003年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
- / ISBN・EAN: 9784532311056
感想・レビュー・書評
-
1
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本語訳のタイトルが軽く、仕事のハウツーものと
思われてしまいそうなのがとても残念。
頑張っているのに周りがついてこないのはなぜか、
逆に与えられた仕事に全然モチベーションが沸かないのはなぜか、
この本ではResponsibility Virusという比喩を使って理論立てている。
今うまくいっていないことのほとんどがこれに当てはまり、
脱出法も簡単ではないが筋が通っている上、実績もある。
使えるツールとして手元においておきたい。 -
・責任は過剰でも過少でもいけない。
・前半に失敗例を用いて説明をしている。
・後半に解決するための具体的なツールを紹介している。
・実用性がある。
[感想]
図書館でタイトルに惹かれて借りた。
読んでみて、とても今の自分にぴったりだと感じた。
すぐに本で紹介されていた「責任のハシゴ」を使って、職場環境を改善していきたいと思う。
今思えば、この本をみたときに頑張りすぎる人=自分がうまくいっていない現状をどうにかしたいという目的意識があって、この本を手にとったのだと思う。
普段、レビュー等を参考にして本を選ぶことの多い自分が、この本を選んで実になったということはとてもいいことだ。
読了日:2009/02/05
レビュー記入日:2009/02/14