借金を返すと儲かるのか?: 会計の公式

著者 : 岩谷誠治

• 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版 (2009年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

あなたの仕事が利益とキャッシュフローを変化させる。「会計」のナゾを解く革命的アプローチ。

感想・レビュー・書評

[tattyammさんの感想 · 2018年6月30日]

簿記の考え方を伝える本の中でかなり分かりやすい。
簿記を知っている人、かつ入門者向けの内容だった。

[ikuya922さんの感想 · 2012年1月15日]

分かり易い会計の入門書は？　と、聞かれたら迷わず本書を薦める。
出来るだけシンプルに、分かり易く考えられた新しいー会計ブロックーという表現は、会計と聞くと難しい！と思ってしまう人でもすんなりと理解出来るように作られている。　貸借対照表がどうした、損益計算書とは？　まだ出てきたばかりのキャッシュフローとは、、、
などの捉え方も見事にシンプルに理解出来る。本書を熟読すれば、会計の基本はマスター出来るだろうし、もう一つ上のレベルの本を読んでも理解し易いと思う。会計が分からない、これから会計を始めよう、そんな人に是非お勧めの一冊です。

[arasantaさんの感想 · 2023年5月23日]

がっつり簿記使って会計の説明してくれるのでわかりやすい。簿記苦手な人が多いと書かれていたけど、簿記を知らないとずっと苦手意識が取れないから、こういう超初心者向けな本を読んでおくほうが良い。
普通の書籍ではここまで説明しないだろうというくらい、1テーマにページを使っているので親切。図表も豊富で、ある程度実務よりな内容もあるので入門書としては最適。

[よんななさんの感想 · 2021年10月5日]

簿記の貸方や借方、仕訳といった概念に極力触れることなく、資産負債資本収益費用の5つのブロックと、利益とキャッシュフローの2つの矢印を用いて会計の概念的解説を試みる良書です。会計の専門的な勉強をしなくても、会社の行動が利益やキャッシュフローに与える影響を知り、自分の会社の行動や他の会社のニュースを会計的に捉えることを目標としています。

借入金の返済や減価償却費の自己金融効果を例にとって利益とキャッシュフローの関係性を説明しています。簿記のテキストで挫折してしまった方も丁寧に図と解説を追えば理解しやすい内容かと思います。例示についてもう少し付録などで増やして貰えたらより良かったかもしれません。

[たく坊さんの感想 · 2020年6月2日]

簿記の計算に入る前に、概念を頭に入れたいと思い読んだ。
会計ブロックは、簿記の計算を省略し、取引が資産・負債・資本・費用・収益のどこに積まれ、その取引が利益・キャッシュフローにどう繋がるかを図式化し掴もうとしたもの。
会計独特の考え方を読者が迷子にならないよう、わかりやすく解説してくれる。
欲を言えば、一つの解説だけでは理解が覚束ないので、たくさんの具体例で繰り返し学習できる記述が欲しかった。

[gyamanさんの感想 · 2019年1月27日]

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[ほんだなさんの感想 · 2018年11月20日]

分かりやすい。

[ととせひさんの感想 · 2018年10月23日]

●会計をブロックで捉えてパズル要素で理解していくことを勧める本書。わかりやすくて会計の概念をつかむのに適している。

[Hiro-Suさんの感想 · 2017年6月19日]

うーん。初心者用だとしても微妙？「会計」と利益とキャッシュフローに着目して、説明をいろいろと工夫しているのは理解できるが、体系化がいまいち。

[almondtiaraさんの感想 · 2016年6月9日]

財務3表を一つの図で表している点が最大の特徴と思った。
それぞれが独立したものではなく、連動して動いているものということを理解できたのは良かった。実用までには知識や経験をもっと増やさないといけないと思うが、理解しているのとしていないのとでは大きく違いそう。