元気と勇気が湧いてくる経済の考え方

著者 :
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784532354909

感想・レビュー・書評

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  • 簡単で非常に読みやすい。しかし、それゆえにまわりくどさを感じる。

  • 経済学を「目的」とした本ではなく、経済学を「手段」とした本。
    経済学を手段として人生を幸せに生きようという目的の本。

    いわゆる自己啓発本と目的は同じだと思う。
    しかし、筆者のメッセージには経済学が裏打ちされているので、アカデミックな説得力があり、そのへんの胡散臭い自己啓発本とは一線を画す。
    また、「サンクコスト」や「ゲーム理論」といった用語も出てくるので多少ではあるが経済学の勉強にもなる。

    世の中に強い閉塞感を感じ、自己啓発本を素直に受け付けられない人にオススメだと思います。

  • 「サンクコスト」
    アウトレットの話
    「わざわざ買いに来たんだから…」という気持ちで買い物をすることははたして良いことなのか?
    「見えていない選択肢を選ぶ」いつもの店は本当にいいことなのか?
    研究開発と恋愛は似ている?
    行列のできるラーメン屋さん「時間を選ぶかお金を選ぶか」は選ばせてあげた方が得だ。
    「二次会まで考えている幹事の方が気配りができている」
    「席を譲ることは難しい!」妊娠マークでもつけておくべき。
    「木を植える老人」先のことをもっと考えよう
    「卵を一つのかごに入れて持ち歩いてはいけない」リスクの分散

  • 経済学の学者さんなので、経済学の視点から巷のひょっとしたことをオモシロ、楽しく解説するという軽いノリの感じの本。でも、こういうふうにわかりやすく書けるということは、その道に精通し、自信がある証拠ですね。自分こそは物知りであると誇張し(ようとし)ている方々は、学者らしく難しい言葉を使って、偉そうな気分を味わおうとしているケースが多いですよね。(最近は少ない?)
    本書を読んで、お勧めしたいと思ったのは就職活動中の諸子ですね。社会突入に向けて、いろいろな壁にブチあたると思いますが、それぞれがそれなりに理由があるとともに、壁そのものは自分が作った幻影であり、しっかりとした分析と志があれば、おのずと道は開けてくると思います。(自分への言い聞かせもあるのかな?)

  • さすが柳川先生。前向きに生きて行こうと思える一冊。

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著者プロフィール

柳川範之(やながわ・のりゆき)東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授。中学卒業後、父親の海外転勤にともないブラジルへ。ブラジルでは高校に行かずに独学生活を送る。大検を受け慶應義塾大学経済学部通信教育課程へ入学。大学時代はシンガポールで通信教育を受けながら独学生活を続ける。大学を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。主な著書に『法と企業行動の経済分析』(第50回日経・経済図書文化賞受賞、日本経済新聞社)、『40歳からの会社に頼らない働き方』(ちくま新書)、『東大教授が教える独学勉強法』『東大教授が教える知的に考える練習』(草思社)などがある。

「2023年 『東大教授が教える 「自分の頭で考える力」の鍛え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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