本当にわかる論理学

著者 :
  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 173
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534047588

作品紹介・あらすじ

論理はすべての「知」の基礎である!「読む、書く、聞く、話す」以前の「考える」ためのルール。

感想・レビュー・書評

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  • 面白くなかった.結論から言うと,面白くない.
    実例…特に巷で話題になったニュースで政治家や官僚が繰り出した「論理」を実例として一つ一つ対比させるコラム的なものが項目毎に挟まれていると面白かったと思う.
    世の中で1番論理でウソをついたり,政治家の悪巧みをギリギリのラインで骨抜きにしている人々の巧妙な手口が「例」になってたら,こんなに面白い読み物はなかったと思う.

  • 理系の僕…
    論理学が、集合論に見えてくるんだけど、全然違う。
    言葉の言い回しや伝え方も含めて、この「論理」は、その基礎をなすものに思えてきた。
    日本語をはじめとする、言語は、本当に難しい…

  • 広く浅くで結局あまり残らない。

  • いままでも、高専での情報理論や、通教大学で思考に関する理論、情報学理論・システム理論など、論理学を学ぶ機会はありましたが、腑におちない点がありました。
    それは、演繹法や帰納法など論理的なテクニックは理解出来るのですが、いざ実践するに当たり、実際に留意したりコツとしてあらかじめ備える構えが、なにもないからです。
    当たり前に学び理解しますが、果たして実用の場面で、その学びを活かしているという感覚が自分にないため、本当に自分の身になっているのかという疑問。
    その疑問が、著書を読んでわかりました。
    自分は、論理学と論理を混合していた様です。いままで自分が学んでいたのは、論理学という知識体系で、自分が身についているのか疑問視していたのは、論理の方だということを。
    この論理は、倫理(道徳)・哲学という学問の他、自分の人生観・価値観に左右されるものなので、日頃の経験や広い学びにより磨かれることに気がつきました。
    この気づきを得られただけでも、著書には感謝です。
    その様な、論理学の位置付けから、丁寧に記述された良書でした。

  • なぜ論理学は義務教育などでしっかり取り上げられないのだろう。自分はもっと論理的な思考ができていたらなと、本書を読んでつくづくそう思う。他者に強弁するために用いてるのではなく、相互理解のためにもっと活用していきたい。

  • 集合で使う記号でも論理だと意味が違うんだなぁ、と

  • 掴みは良かった!ただ、段々だれてきたと言うか、若干例がわかり辛かった印象。
    論理学において、倫理学が重要になってくる点に言及していたのは良かった。

  • 哲学の一分野である「論理学」に興味があったので、読了。

    結果的ではあるが、論理学の文章は論理的な文章ではない、論理学の中で成り立つ文章や概念を表していることが分かった。これは、現実的な世界では、論理的な文章をブラッシュアップさせる本を読んだ方がよいとわかった。

    ただし、文章の曖昧さ、大前提が多い論理的な文章をブラッシュアップさせるためには頭のトレーニングにもなると思う。

    自分の個人的なニーズは満たさなかったが、説明の文章が平易でわかりやすいために★4つとした。

  • フシギなくらい見えてこなかった…。
    「本当に分かる」と書かれているだけに切ない今日この頃。。。

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著者プロフィール

中央大学教授

「2022年 『マーケティング戦略〔第6版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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