- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534054722
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1章 コンテキストを理解する
・探索的分析と説明的分析を分ける必要がある。
・伝える相手、なにを(相手に)してもらうための資料か
どのようにアクションをしてもらいたいか
2章 いろいろなグラフの伝え方を紹介されている。
・伝えたい内容によって使うグラフ、テキストを選ぶことが大事。
・さらに事実をすべてバカ正直に全部出すことが大事なのではなく伝えたいことによって表現を変える、強調することが大事。
必要なければ消してしまうこともOK
・第二縦軸は使わない。別の表現を考える。
本では2つの代替案を紹介。
3章 不必要なものを取り除く
・認知負荷を減らす
・グラフは境界線や背景船がなくても成立する
・中央揃いのテキストはなるべく避ける
・テキスト、図形などは斜めに配置してはならない
・ホワイトスペースを大事にしよう
4章 相手の注意をひきつける
・色で目立つ。ただし強調すべきは、絞って強調すること
・正の数字に青、負の数字にオレンジを当てる。強調すべきでないところはグレー(または黒)
・配置に気をつける。重要なことは左上、->右上->左下->右下
5章 デザイナーのように考える
・強調の全体の10%以下が望ましい。
・文字で強調させる手法として太字、イタリック、下線があるが太字がのぞましい
・書体は統一すること
・反転はやめること(背景を黒に白字など)
・色は効果的に使うこと、サイズを変えることは効果的
・全ての情報が重要ではない、残す必要があるが重要ではない場合などはグレー表示などで意識的に
目立させない。
・専門用語は避ける。使う場合は脚注を入れる。
・タイトルに結論を書く(相手に理解してほしいこと)
6章 モデルケースを分解する
7章 ストーリーを伝える
ストーリーが大事
・三部構成にする(始まり、中間、終わり)
・水平ロジック(エグゼクティブサマリー)
垂直ロジック(伝えたいことの全て)、
逆ストーリーボード(振り返り・まとめ)
第三者の目(他者の評価)
8章 さあ、全体をまとめよう
具体例をあげながらグラフを改良していく工程を紹介
9章 ケーススタディ
スパゲッティグラフの回避方法
円グラフの代替案が参考になった -
データビジュアリゼーションに焦点を絞った一冊。データ分析の仕事を普段する中で、どのようにすればわかりやすいグラフが作れるか、どのようにコミュニケーションすればより伝わるかは課題となって現れやすいです。無意識的視覚情報や情報に差をつけるなどためになることがたくさん学べました。
データアナリスト以外の人もぜひ読んでみてほしいです。 -
ためになる
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図書館で借りた。円グラフあかんのか
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相手に伝わるグラフを作るための本。
文章読まなくても、グラフ見るだけで納得感と理解が得られるのは凄い。
ビジュアルは偉大である。 -
偏りはあるけども、デザイン思考がわかる良書
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【資料ID: 1117020926】 336.49-Kn 1
http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23233235