数学する本能: イセエビや、鳥やネコや犬と並んで、あなたが数学の天才である理由

  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535784598

作品紹介・あらすじ

学校で学ぶ苦手な数学も、人が生まれながらに持っている計算力や、現象から考察する能力を高めることで創り上げてきた。ほんとうなら、だれでも「数学する」能力があるのに、どうして身に付かないのだろう。なにかそこに秘訣があるのだろうか。本能的な動きをしている犬やネコ、露天商やスーパーマーケットの買い物客などをとおして、どのように数学しているか見てみよう。そこには、「生まれつきの自然な数学の能力」が潜んでいるはずだ。わたしたちが持っている「数学する本能」を生かして、数学の感性を研ぎ澄まそう。

感想・レビュー・書評

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  • 数学が物事の認識を扱う学問であること、言語と数認識の密接な関係を示した。第二言語で思考できても、数操作は困難であることなど、今までぼんやり考えていたことをしっかり示してくれた。

  • めちゃんこ面白かった!最初の赤ちゃん調査からシビれまくり。
    今年は数理系の本をたくさん読むぞ!

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著者プロフィール

1947年。英国生まれの数学者。キングス・カレッジ・ロンドン卒業後、ブリストル大学で博士号取得。現在、スタンフォード大学言語情報研究センターのシニア研究員。熱心な数学啓蒙活動を行う一方で政府関連機関のコンサルティングなど多彩なキャリアをもつ。著書に『数学で犯罪を解決する』(ダイヤモンド社)、『数学する本能』(日本評論社)などがある。

「2018年 『数学的に考える 問題発見と分析の技法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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