Baby biatch! (ニチブンコミックス KAREN COMICS)
- 日本文芸社 (2012年11月28日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (148ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537129663
感想・レビュー・書評
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前半はドタバタギャグで、後半はイタくてしんみりする(?)話。
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「甘い俺たちのヘブンな日常」のスピンオフ。
かわいくて尻軽な桃が、運命の相手を求めていろんな相手とめぐり合い、そして毎回散々な結果に終わるという、ドタバタエロコメディ。
呆れるほどおバカな桃が今度こそと思う相手は、全員見た目よさそうなのに、ものすごーーくぶっ飛んでいます。びっくりします。
桃につられて、最初はシブいオヤジ♥とか、かわいい男の娘♥とかってこっちも騙されちゃうんですけどねw
本性にはマジで驚愕。ドン引きで笑うしかありません。
それでも、このエロギャグのセンスは、誰にもまねできないすごさがあって、大好きです。
でも、ついていくには、多少の「慣れ」が必要かも…
そしてただのエロナンセンスに終わっていないのが、またぶっ飛びながらもとっつきやすいというか、安心感があるところです。王道部分もしっかり用意されているのが、乙女ちっくでいいんですよね。
桃は運命の相手を探し求めて、失敗ばかりして、そのたびに兄cpに泣きつきます。おバカでちょっと同情します。
ただし、それがいっつも兄cpがイタしている最中という、はた迷惑さ…www
その兄cpも毎回違う変態コスプレHで、爆笑です。
ハズレばかりだった桃の幸せは、実はすごく身近にあったんだというのがよかったです。後半、ヒドイ男が彼氏として登場して、桃がかわいそうで腹が立ちましたが、そこで塁がオトコを見せてくれて、スッキリしました。
そんな最低な男も桃が本当の幸せを見つけるためには意味のあった存在だったようです。
塁がすごくイイ男。桃は彼のおかげで、びっち返上確定でほっとさせられました。
ドタバタから一転して、切なくきゅんとさせられる後半で全体の印象が上がりました。
隅から隅まで、面白いストーリーです。ただ、絵柄がちょっと変化しているのが残念なんですよね。かわいい系も上手くていいけど、この作家さんは美麗な絵が描ける方なんですよ。それが今回あまり作品に発揮されていなかった気が。
ゴージャス系もまた描いてほしいです。 -
石田要さんのは初だったんでシリーズがあるなんて知らなかったけど、これ単体でも全然読めたんで良かったww
絵が可愛くてストーリーも面白かったのでこのシリーズもっと読みたくなった! -
「甘い俺たちのヘブンな日常」スピンオフ。帯にもあるけど前半と後半の温度差…w前半で笑ってたら、まんまと後半でうるっとさせられてしまった^^
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石田要さん好きです。
4作目から急におもしろいと思い
5作目でなんだその設定は!
と思っていたので
こんかいも楽しく読みましたよ。
私は好きですね。石田さんの最初はライトなんだけど
入っていくと様子が違う…感じ。
ちょっと病みつきにもなってきました。
絵もますます魅力的ですね。