面白いほどよくわかるギリシャ哲学: ソクラテス、プラトン、アリストテレス…現代に生き続ける古典哲学入門 (学校で教えない教科書)

  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537255706

感想・レビュー・書評

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  • 哲学っていうより、ギリシア逸話集くらいの気持ちかな。結果として哲学者の話が多く出てくるってくらいで。

  • テーマ別の見開き構成で、カジュアルな感じもするけど、なかなか良い読み物だった。
    哲人たちがたくさん登場し、しかも難解な名前なので、誰が何を言ったのかは覚えきれないが、当代の哲人たちが求める「美意識」と、それが今でも息衝いている感覚であることが分かる。古代ギリシャが今日の西洋文明に与えた影響は計り知れないということをあらためて実感した。
    面倒で下賎なこと(生きるための動物的な行為)は奴隷に任せ、自分たちは、もっと高尚なこと(人間として考える行為)に没頭する。ある意味、なんとも幸せな人生観・人間観だ。神になれないことは知りつつも、限りなく神に近づきたかっのだろうか。2000年以上の未来に、まさかの財政破綻の憂き目にあうとは、かの哲人たちも想像していなかったであろう。

  • わかりやすい。
    だが良く分からん頭。

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著者プロフィール

左近司祥子(さこんじ・さちこ)  一九三八年東京生まれ。東京大学文学部哲学科卒、同大学博士課程満期中退。東京大学助手、学習院大学文学部哲学科教授を経て、現在、学習院大学文学部哲学科名誉教授。専門はギリシャ哲学。主な著書に、『哲学のことば』(岩波ジュニア新書))『本当に生きるための哲学』(岩波現代文庫)『哲学するネコ』(小学館文庫)『謎の哲学者ピュタゴラス』(講談社選書メチエ)編著に『西洋哲学の10冊』(岩波ジュニア新書)その他、訳書など多数。

「2012年 『なぜねこは幸せに見えるの?─子どものための哲学のおはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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