バーン=ジョーンズ 眠り姫 (イメージの森のなかへ)

著者 :
  • 二玄社
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本棚登録 : 35
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784544211108

感想・レビュー・書評

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  • 目覚めているのは、最初の王子一人だけ。
    たたずむ姿が、凛々しいです。

    奥行きのない平面的な構成。
    絵本の中のような印象。

  • もくじ:旅立ち,友情、眠れる森の美女をめぐって、百年の魔法が解けるとき、ふたつの「眠り姫」、愛を探し求める魂、王とはだしの娘、生命を得る彫像、階段を降りる乙女たち、女神ヴィーナスの鏡、不吉な首、とらわれの魔術師、深海の誘惑者、バーン=ジョーンズのユーモア

  • 毎回楽しみにしている、利倉 隆さんの「イメージの森のなかへ」シリーズ。今回は、なんと、「バーン=ジョーンズ」。あまりに渋い選択です。

    私も、モリスとと共に彼が手がけたケルムスコット・プレスの私家本を実際に手にしたことがありますが、その装飾性といい、フォルムの美しさと言い、挿絵画家の最高峰に触れ、ため息が出ました。

    しかし、本作は、挿絵の中でも、白黒ではなく「カラー」による昔話「眠り姫」がメイン。ここでも目にした瞬間に、物語に没入させてしまう、その手腕は、他に例がないほどです。

    最後のおまけページもお気に入り。どちらかというと悲劇を描かせたら、天下一の彼が、ユーモアも溢れていたという指摘は、人間を作品だけで見てはいけないな、と思いました。

  • 2011年6月28日
     
    <Into the Forest of Imagination Burne-Jones, Sleeping Beauty> 
     
    ブックデザイン/森谷真弓(ワークスタジオ)

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