ハドリアヌス帝の回想 新装版

  • 白水社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560044896

感想・レビュー・書評

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  • 実はまだ読み終わっていません。当分終わりそうもないので先にレビューを書くことにしました。書き直すかもしれません。

    開いてびっくり。字がぎっしり。そしてわからない単語がよく出てくるので常に辞書をそばに置いています。レビューを見てもそんなことを言っている人はいません。

    ユルスナールのコミュを見るとこうあります。
    >塩○七○なんかをありがたがっているヲヤヂに、もっとすばらしい歴史小説があるんだよと言ってあげたい人。
    >ユルスナールっていう作家はまだマイナーなんでしょうか……

    テルマエロマエの映画を見てハドリアヌスに興味をもつかたもいるかもしれません。でもこの本では挫折してしまうでしょう。
    塩野女史の本はとても理解しやすく書かれています。

    訳をされた多田智満子さんは塩野女史より7歳年上で、すでに亡くなられています。
    彼女の良さはそれはそれで認めます。
    これからはもっと普通の頭の人が理解できるような訳が必要なのではないでしょうか?

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著者プロフィール

1903年ベルギーのブリュッセルで、フランス貴族の末裔である父とベルギー名門出身の母とのあいだに生まれる。本名マルグリット・ド・クレイヤンクール。生後まもなく母を失い、博識な父の指導のもと、もっぱら個人教授によって深い古典の素養を身につける。1939年、第二次世界大戦を機にアメリカに渡る。51年にフランスで発表した『ハドリアヌス帝の回想』で、内外の批評家の絶賛をうけ国際的な名声を得た。68年、『黒の過程』でフェミナ賞受賞。80年、女性初のアカデミー・フランセーズ会員となる。母・父・私をめぐる自伝的三部作〈世界の迷路〉――『追悼のしおり』(1974)、『北の古文書』(1977)、『何が? 永遠が』(1988)――は、著者のライフワークとなった。主な著書は他に『東方綺譚』(1938)、『三島あるいは空虚のビジョン』(1981)など。87年、アメリカ・メイン州のマウント・デザート島にて死去。

「2017年 『アレクシス あるいは空しい戦いについて/とどめの一撃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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