胸にこたえる真実

  • 白水社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (181ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560046869

感想・レビュー・書評

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  • 四人しか出てこない舞台劇。3人は大学の同級生で二人は夫婦。男性二人が執筆業。独身の方が辛辣な若い女性にインタビューされ、記事を読んで男性は怒る。仕返しに「逆インタビューしてやる」と既婚の方が反撃に挑む。インタビュアー曰く意地悪な記事にしたのは、彼が金のために良質とは思えない物を量産していることを揶揄したかったそう。そして、仕返しどころか、またしても彼女の犠牲者は出てしまうのだが。。。ロッジ氏の作品は2作めだが非常に面白かった。辛辣であるが人間がテーマの作りなので場所や時代を選ばない。2000年作。

  • ノベライジェーション・・・だった
    それも舞台の・・・

  • 作家が筆をおった真の理由。
    劇の脚本を小説に書き直したもの。

  • “交換教授”が読みたくて探していたら、こっちが見つかった。

  • 夫婦。インタビュアー。作家の友達が、インタビュー記事でこき下ろされる。復讐のため主人公(男)が記者にインタビューを試みる。

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著者プロフィール

1935年、ロンドン生まれ。英国を代表するコミック・ノヴェルの大御所。『小さな世界』と『素敵な仕事』でブッカ―賞最終候補に選ばれる。『大英博物館が倒れる』『交換教授』『小さな世界』『素敵な仕事』『楽園ニュース』『恋愛療法』『胸にこたえる真実』『考える…』『作者を出せ!』『ベイツ教授の受難』『絶倫の人 小説H・G・ウェルズ』『起きようとしない男』など主要作品が邦訳されている。

「2019年 『作家の運 デイヴィッド・ロッジ自伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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