戦時下のアルザス・ロレーヌ (文庫クセジュ 819)

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560058190

作品紹介・あらすじ

フランスとドイツとの国境地帯から、悲痛な叫び-。1939年〜1945年のアルザス・ロレーヌを、豊富な資料をもとに臨場感あふれる文体で再現する本書は、ナチズムや共産主義、国家と地方、歴史と記憶など、現代的諸問題への理解を深化させてくれる基本図書。教科書が教えない歴史へのアプローチ。

感想・レビュー・書評

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  • 一般市民の「戦争責任」や、多民族に対する抑圧の意味で、日本も似た議論が必要なのかもしれない。決して他人事ではない。

  • 「L'Alsace-Lorraine pendant la guerre 1939-1945」の翻訳(1999/09/25発行)。

    その時々の時代により、フランス領にドイツ領になった紛争地アルザス・ロレーヌが、第2次大戦中どのような道を歩んで来たのかを取り纏めた近代史書。

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著者プロフィール

社会史研究所の研究員。雑誌『社会史ノート』)の編集長。主要著書:『収容所群島に入れられたフランス人たち』:『わが意に反しての悲劇』『見るべきものを見ずに、収容所群島に直面したフランス人:混迷と憤激』。なお、北朝鮮にかんする次の著述が邦訳されている:及川美枝訳『北朝鮮の真実—フランスからみたその誕生と行方』(角川書店、2004年))

「2006年 『共産主義黒書 コミンテルン・アジア篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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