ロミオとジュリエット (白水Uブックス (10))

  • 白水社
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560070109

感想・レビュー・書評

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  • お話を知りたく、手に取りました。読んでいて、悲しいお話だなぁ、思ったのですが、お話の終わりに、カタルシスを感じ取りました。本を読んでみて、実際に、演劇鑑賞したい、と思いました。ありがとうございます。

    • masa(ユニットリーダー2年目)さん
      恋愛悲劇の定番として名高いロミオとジュリエット。私も読んでおかねばと思って手に取りましたが、大変よくできたお話で、台詞回しも素晴らしく驚きま...
      恋愛悲劇の定番として名高いロミオとジュリエット。私も読んでおかねばと思って手に取りましたが、大変よくできたお話で、台詞回しも素晴らしく驚きました。
      2018/06/28
  • おお、なんと悲しい物語…

    かねてより読みたいと思っていたシェイクスピア1冊目。原作が舞台の台本のようで初め読みずらかったが、読み終える頃にはすっかり慣れてしまった。言い回しが洒落ていて面白い。

    思っていたよりスピード感のある話だった。
    舞台見てみたいなあ…

  •  誰もが知る悲劇をここまで面白く読めるとは思わなかった。脇役が魅力的で、聞いたことにすぐ答えてくれないおしゃべり乳母にやきもきさせられて、それなりにキツい下ネタにも笑ってしまう。結末を知ってるから、「嫌な予感」的前フリの多さも楽しめるし、紡がれる言葉の質の高さにも感嘆させられる。
     私は『恋におちたシェイクスピア』という映画が好きなんだけど、あの映画も脇役がよかったなあ。ジュリエットが夜明けを厭いヒバリの声をナイチンゲールだと語るところも詩的に美しくて素晴らしいと思った。

  • 名高いシェイクスピアの傑作だが、原作を読むと長ったらしい台詞がうっとうしいったらありゃしない。これを、違和感なくしゃべる役者さんは偉い。

  • シェイクスピアの恋愛悲劇。若い恋人たちが、家同士の争いという当時の社会障壁をはねのけて愛を成就させようとする物語。何度も映画化されているお馴染みのストーリーで、映画ではオリビア・ハッセーが演じたジュリエットが憧れでした。自分も若かった。

  • 人生で一度は読んでおきたいと思って、やっと読めた。人を惹きつける物語に必要とされる要素がふんだんに盛り込まれている気がする。400年以上前の作品であるからこそ、普遍的な価値が際立つ。

    当時の言い回しや、会話のウィットなど理解出来ない場面もあったが、詩的なセリフや叙情的なシーンの描写など西洋の感覚を今でも感じられる。これがカタルシスの王道か。

  • 映画ロミオ+ジュリエット(1996)が大大大好きで、他翻訳者さんの小説を読んだが、その翻訳にイマイチ満足できず、今回こっちを新たに購読することにした。

    個人的には、こっちの方が好き、、
    たぶん映画を見ているから、古典的過ぎないこっちの話し方にしっくり来たんだと思う。
    本当に大好きな作品だから、これから何回も何回も繰り返し読むと思うし、私は無宗教だけどこれは私にとって聖書。つねにバッグに入れて持ち歩きたい

  • 悪くはないが、他のシェイクスピアに比べるとさほどおもしろくはなかった。

  • シェイクスピアの作品の中で有名すぎて、なんだかんだ読んでなかった。
    意外と楽しめた。

  • なんてーかこう・・・みんな考えが浅はかに見えるんだよな・・・なんでだろうな・・・

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著者プロフィール

イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。また彼ののこした膨大な著作は、初期近代英語の実態を知る上での貴重な言語学的資料ともなっている。
出生地はストラトフォード・アポン・エイヴォンで、1585年前後にロンドンに進出し、1592年には新進の劇作家として活躍した。1612年ごろに引退するまでの約20年間に、四大悲劇「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」など多くの傑作を残した。「ヴィーナスとアドーニス」のような物語詩もあり、特に「ソネット集」は今日でも最高の詩編の一つと見なされている。

「2016年 『マクベス MACBETH』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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