- Amazon.co.jp ・本 (430ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562043156
感想・レビュー・書評
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リクエスト9
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読んだヒストリカルロマンスを全てブクログに登録すると、なんだか欲求不満な人みたいなので(えーと…)、最近はちょっと自重してるのですが(バラしたら意味がない/笑)、ふたりの間に障害があって、誤解があって、でもやっぱり好きで、最後はハッピーエンド、ていうワンパターンさは、BLと通じるものがあるなあと思ったりする今日この頃。読みやすいけど、読みすぎるのも考えものかなあ。
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「壁の花」シリーズの関連作。シリーズに登場するウェストクリフ伯爵の妹二人アリーンとオリヴィアのお話。
アリーンの恋路がメインで、シリーズの第1作『ひそやかな初夏の夜の』に登場していた恋人たちオリヴィアとショーの話はサイドストーリー。
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19世紀半ばの英国。
名門マーズデン家ウェストクリフ伯爵の長女アリーンは美貌の令嬢だったが、その心は邸の馬丁マッケナのものだった。
相思相愛の二人だったが、その関係が親に知られる事となった。
マッケナを守るためにアリーンが出来ることは、彼に邸を去らせ外の世界で幸せになってもらうこと......。
愛するが故に、「冷酷な令嬢」を演じ、去ったマッケナを想って失意の日々を過ごすアリーンに、更なる悲劇が襲う。
12年後、兄のウェストクリフ伯爵の庇護のもと暮らしているアリーンの元に、米国からの招待客が訪れた。
青年実業家として彼女の前に再び現れたマッケナは、「恋の復讐」に燃えていた.....。
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やっぱり、キャンディス・キャンプの『初恋のラビリンス』に似てる。
あちらの方が衝撃が強いだけに、優しく強い兄の庇護を受けているアリーンが、恵まれている様に思えた。
ホロリと泣けたけど、やはりこの2つの作品を比べつつ読んでしまう......ラストのマッケナは好かったな
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元馬丁の少年と伯爵令嬢の身分違いの恋。訳者のあとがきでは『悲恋もの』と言われてますが…普通に熱愛ものだと思います(苦笑) 個人的には主人公カップルよりも、その妹カップルの進展にドキドキしました。約束の証にただ一度の瞬きを望む男性。そのひたむきなまでの姿勢に、思わず恋に堕ちそうになります(笑) 主人公の良き友人であるサンドリッジ卿も素敵ですし、サイドストーリーが充実した1冊です。
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これはロマンスの王道でしょう。
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何度読んでもいいです、、特にこのヒーローマッケナ。
身分違いもの、、古くは”ロミオ&ジュリエット”しかしこの執念のマッケナは諦めずよくぞここまできた!!と褒めてねぎらってあげたい〜 そんな涙と感動を与えてくれる作品でした。
2006年度マイ・ベスト5入り決定です、おすすめ!