消えたカマンベールの秘密 (コージーブックス エ 1-3 チーズ専門店 3)
- 原書房 (2013年6月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (447ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562060160
作品紹介・あらすじ
冬祭り目前、出店の準備でシャーロットは大忙しで、恋人ジョーダンとの関係もぎくしゃく。おまけに元婚約者が町に戻ってきて、と悩みの種はつきない。<br>さらに、事故で亡くなったシャーロットの両親をよく知るという女性が現われたけれど、<br>事故原因について気になる言葉を残したまま、なんと何者かに殺されてしまった!<br>事件現場からは、なぜかカマンベールが消えていて……!?
感想・レビュー・書評
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チーズ専門店シリーズ3作目。
美味しいものがたくさん出てくるコージーミステリです。
祖父のチーズ専門店を継いだシャーロット。
共同経営するいとこのマシューは元ソムリエで、増築したワイン専門店を担当。
マシューの元妻シルヴィが街にやってきて大胆なファッションの店を出し、お騒がせ女となっています。お笑い担当?
冬祭り目前のあわただしい日。
地元のチーズ製造業者でハンサムなジョーダンとは上手くいっているのですが、いちおう過去の説明は聞いていても、まだ秘密がありそうな彼に時折不安になるシャーロット。
そんなところへ、シャーロットがかって婚約していたシェフのチップ・クーパーがやって来ます。
見た目だけは俳優なようとか、シャーロットって面食い? 突然出て行った彼だが、実は未練があるらしい。
この街で土地を買う女性実業家のもとで働くというのですが‥
事件が起こり、チーズ店の従業員レベッカの恋人が疑われます。
レベッカにせっつかれて探索を始めるシャーロット。
警察署長のアーソは止めようとしますが、実は彼も幼馴染だったりして。しかも、シャーロットに気がある‥?
人間関係が密接な小さな町での出来事で、うっとうしさもありつつ、面白おかしく、にぎやかに展開します。
恋愛模様はまだ波乱がありそう?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
レベッカ、ちょっと鬱陶しいぞ。ジョーダンって今ひとつぴんとこなくて、私としてはシャーロットの相手はアーソのほうがいいような気がするんですが。それからマシューの元妻の評価は「嫌な奴」から「変な人」に訂正します(笑)
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2013年8月23日読了。
殺人事件と平行して、町の住人たちのプライベートな問題がアレコレ入り過ぎて、何だかガチャガチャした感じ。
これはシリーズ一作目から感じてたことなんだけど、作者は色々詰め込み過ぎなんじゃないかしら?
事件以外に主人公やサブキャラ達の私生活にもアレコレあるのがコージーの定番とはいえ、本シリーズの場合どれも何だか中途半端できちんと描ききれてないところが残念。 -
チーズ専門店、第3弾。
話の流れは面白い。
でも、これまで嫌じゃなかったレベッカに腹が立って、主人公シャーロットにも苛々する。お店やってるのに、店長も店員もそんなんでいいの?(-_-;)ということが続々なので、★減らした。
素人探偵なんだから仕方ないけど、大したことしてないのに天狗になってたら、そりゃ、‘救世主きどり’って云われても仕方ないよね…。
一応、次作が出たら読むつもりだけど、こんな感じが続いたら萎えるかも…。 -
なかなか面白い。チーズとワインが必要(笑)もう少し登場人物の外見的な描写が欲しいなぁ。アメリカのドラマの名前が会話に出てきて、そのドラマ知ってる〜!と。これ3作目なのね〜。こういうミステリーいいかも。
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チーズ専門店シリーズ第3弾。
やっぱりチーズ食べたくなる。そして、今回も登場人物がやたらと多い……
シャーロットとジョーダンが急接近、警察署長との関係も急展開が起こります。
次回の展開に期待! もちろん、マシューのことも忘れちゃいませんよ。
やっぱり、双子の母親として考えるなら、マシューはメレディスやシルヴィより……(←まだ言ってる) -
人の話を聞いている最中に他の人に話しかけられたり、しようと思っている事があるのに人がやってきたりと、色々な人が入り乱れてとにかくごちゃごちゃしてる印象。
恋愛部分はちょっと進展があって良かったねという感じ。 -
チーズ専門店シリーズ3段。
今回ものどかなプロヴィデンスの町に、事件が起こる。
冬祭りの準備で大忙しの町に、主人公シャーロットの元婚約者、彼女の亡くなった両親を知る女性が現れ、さらに殺人事件が起きて大騒ぎになる。
今回はシャーロットが自らというよりも、容疑者にされてしまったイポの恋人に頼まれて、また素人探偵を行う。
誰か一人を疑うわけではなく、今回は容疑者がたくさんいて、色んな推理が出てくる。
聞き込みをしていくうちに、町の人たちの事情が色々わかってきて、町の人たちの生活やプライベートが少しずつわかってきて面白い。 -
シリーズ3作目。
今回はレベッカが鬱陶しかった。落ち着かないとは思うけど、気軽に店空けすぎ。
でも、読んでたらチーズ食べたくなって
カマンベール買ってしまった(笑) -
美味しそうなチーズを売る店を経営している女性が語り手なのだけれど
あまりにも頻繁に店を留守にして探偵しているので
なんとなく落ち着かない
コージーミステリなら、もう少し来客との会話から情報を得るとか
自分の仕事に影響が出ないような動きをメインにして欲しいなぁ