素粒子物理入門: 基本概念から最先端まで (新物理学シリーズ 33)

著者 :
  • 培風館
3.60
  • (3)
  • (1)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784563024338

作品紹介・あらすじ

初学者のために、数式をほとんど用いずに、素粒子の基礎から最先端の理論・実験までを、わかりやすく解説した入門書。初めに素粒子とは何かを概説し、第2の部分で「標準理論」がいかに確立され、どのように理解できるか、さらにその限界について解説する。最後に標準理論を超えようとする現在の理論・実験の取組みについて述べる。付録では本文の説明に関連した数式による簡潔な解説を与えている。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 基本、数式はないが、歴史的な経緯を含め、誤魔化すことなく、素粒子物理の全体像を伝えている。

    加速器、検出器が詳しく出ている。

    ところどころに挿入される小さな問いが大きな気付きを与えてくれた。

  • 基本から最先端の研究までを「紹介」した本。数式で理論を追う本では無いです。素粒子論というのがどういったものなのか、発展の歴史を追いながら割と詳しく解説されてます。やや専門的なブルーバックスといった感じ。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1944年長野県生まれ。東京工業大学名誉教授。Ph.D.。1967年東京工業大学理工学部物理学科卒業、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士前期課程修了、米国コーネル大学大学院理学研究科物理学専攻博士後期課程修了、米国アルゴンヌ国立研究所研究員、東京大学理学部助手、現高エネルギー加速器研究機構助教授、東京工業大学大学院理学研究科教授、神奈川大学工学部教授、同大学非常勤講師。専門は素粒子物理学実験。著書に『素粒子物理入門』、『基礎の電磁気学』(以上、培風館)、『理工系の物理学入門』、『理工系のリテラシー物理学入門』(以上共著、裳華房)など。

「2021年 『入門講義 量子コンピュータ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡邊靖志の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×