- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784566014176
感想・レビュー・書評
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次男が最近気に入って読んでいる、ロアルド・ダールの短めのお話。
悪いワニが人間の子供をつかまえて食べるために、あれこれ策を弄するストーリー。最後の制裁が超ド級。
色んな動物が登場するけど、まぁ~皆さん口が悪い!(でも、読み聞かせていると、実はちょっとスカッとする。なんでだろ笑)
次男のために読んでいたら、すかさず娘が寄って来て、隣でずっと聞いていた。
そして、読み終わると、嬉しくておかしくてたまらないような表情で、イヒッと笑いを噛み殺しながら、「ワニさん、ダメだよねぇ」と言っていた。楽しめたようで何より。
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ダールの作品なので、人間の子ども達がワニに食べられちゃうことを覚悟して読み始めました。
ですが無残な結末に陥ったのは人間の子どもではなく、、、
クェンティン・ブレイクの絵がとぼけた感じで、怖いはずのワニが間抜けなワニに描かれていたので安心して読めました。
ところで、本のタイトルでは「ワニ」とカタカナなのに本文中では「鰐」と漢字を使っているのはなぜでしょうか。
訳者のあとがきでは、「鰐」は「魚」へんに「噩」の「鱷」を易しくした字だとか解説までしています。
魚じゃないのに「魚」へんなんだよとでも言いたかったのでしょうか。 -
とってもかわいかった。ワニが、いそいそと他の何かに化けようとしているのが、それもわりと完成度が高いのがかわいかった。他の動物たちが阻止しようとするのが、なんか、お話だなあと思うんだけど、それが逆に人間への皮肉に見えてしまうのは、子どもではないからなんだろうか。そこらへんの目のつけかたは、彼の作家性なんだろうなと思う。ワニがかわいかった。
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ロアルド・ダール コレクションからの1冊。ハンディタイプの絵本だけど、クェンティン・ブレイクのひょうきんな挿絵がすてき。
難しい漢字にはわざわざふりがなを振っているのに、本文で鰐という漢字を通して使っているのには意図があるのだろうと思うが、真意は不明。
しかしラストはあれはあれでいいんだけど、ココナツの木に化けるのは無理があるかと(笑)。 -
人間の子供を食う。というどでかいワニは
町まで子供を食べに出かけます。
町につくまでにジャングルでいろんな動物に出会い、
人間を食うと自慢し、他の動物をさんざんバカにし、
出かけていきました。
そこで、いろんな計画をたて試みますが
他の動物がじゃまをし、子供が全然たべられません。
結局、ワニは、子供を食べることが出来るのでしょうか? -
ちょっと恐いけど面白い。
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絵を活かすために横書き・・・か?〜どでかいワニが人間の子供を食ってやると,ジャングルを抜けていくが,カバやゾウやサルや鳥にやめておけと云われるのをむしして,人里に向かう。椰子の葉を銜えて椰子の実を抱えて立ち上がると,小さな椰子の木に化けるが河馬に邪魔され,シーソーに化けるとサルに邪魔され,メリーゴーランドの化けると鳥に邪魔される。ピクニック用の化けるとゾウの鼻に振り回され,ロケットのように飛んでいった先は太陽だった〜椰子の木に化けるとというのは良いアイディアだなぁ。1978年に書かれた
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私はダールの本の魅力はクエンティン・ブレイクの挿絵がついていると倍増すると思っています。この作品は二人が初めて組んだ記念すべきものなのだそうです。1978年に書かれたものですが今だったらワニが人間の子供を食べることに他の動物たちがこんなに反対して助けてくれるでしょうかね?
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3人称視点。
心理描写がないし読み辛くて面白くなかった。
人を食べるなというテーマ?
他の動物から食事を尽く邪魔されて、肉食の鰐はじゃあ何を食べればいいんだよと思った。
結局何かの命を奪わないと生きていけないのに悪者扱いされる謂れないだろ。
人を食べるなというテーマだったとするならもっと別方面から書いてほしかった。