スノーマン: クリスマスのお話

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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784566014596

作品紹介・あらすじ

レイモンド・ブリッグズの絵本『スノーマン』は1978年に発表されて以来、世界中で愛されています。その絵本に、イギリスを代表する児童文学作家マイケル・モーパーゴがお話をつけました。なぜ、文字のない絵本に敢えて物語をつけたのか?……最初はモーパーゴ自身、すでに完成されている絵本にお話をつける必要はない、と考えていたそうです。しかし、アニメーションを見たり、続編のお話を読んだりするうちに、『スノーマン』の世界をどんな形で広げても、絵本そのものの価値は変わらないこと、違う形になっても十分すばらしい作品であることを再認識し、自分でもお話を作りたくなっていった、とのこと。その後、ブリッグズの承諾を得て、この物語が誕生しました。内気な少年がスノーマンに出会って夜の冒険に乗り出すことで、ひとつ心の成長をとげるお話です。クリスマスならではの「奇跡」をお楽しみください。アニメ『スノーマン』を担当したロビン・ショーが、たくさんのイラストで飾りました。

感想・レビュー・書評

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  • 言葉のない、レイモンドブリッグズのスノーマンの絵本を文章と絵も描き直して制作された絵本です。
    もう一度、原作を読み直したくなって家を捜索しましたが…なかった。それも図書館で借りた本だったのですね。ざんねん。
    私はこちらの絵本も好きかも…

  •  この時期にピッタリの一冊。レイモンド・ブリッグズの絵本「スノーマン」を基に、マイケル・モーパーゴが物語を書いたということで、ぜひ読みたいと手に取った。表紙の絵がとても美しくて、読む前からワクワクする。児童書なので、あっという間に読めてしまうが、クリスマスの雰囲気を味わえる素敵な作品だ。

  • スノーマンとジェームズが、一緒に空を飛び、スノーマンの国へ行き、サンタクロースに、自転車を貰えて良かったです。そして、おばあちゃんは、スノーマンと、一緒に空を飛んで、今までになく、最高な空の旅ができたと、喜んでくれて、ジェームズも嬉しかったと思います。

  • モーパーゴは好きですが、やはり原作の方が好きかな。

  • 3.4年から。別段に盛ることもない自然な文章ながら、ジェームズがスノーマンにワクワクする気持ちが同じに感じられてとても幸せな気持ちになれる。お父さんやおばあちゃんとも秘密を共有する嬉しさもひしひしと伝わってくる。

  • クリスマス気分を味わうには最適の本。スノーマンの作り方も掲載。中学年から。

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著者プロフィール

1943年英国ハートフォードシャー生まれ。ウィットブレッド賞、スマーティーズ賞、チルドレンズ・ブック賞など、数々の賞を受賞。作品に『ゾウと旅した戦争の冬』『シャングリラをあとにして』『ミミとまいごの赤ちゃんドラゴン』『図書館にいたユニコーン』(以上、徳間書店)、『戦火の馬』『走れ、風のように』(ともに評論社)他多数。

「2023年 『西の果ての白馬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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