カラー版 世界写真史

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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784568400687

作品紹介・あらすじ

ごく身近な存在でありながら、現実をありありと再現・記録し、想像の世界を具現化する大きな可能性を持つ「写真」。そのダイナミックな歴史を、草創期から現代まで、世界的視野からたどるコンパクトなガイドブックです。「写真」に関わるすべての人の必読書!総図版点数240点。

感想・レビュー・書評

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  • #2024年に読んだ本 14冊目
    #2月に読んだ本 4冊目

    2004年の本

    …いまでは用いられていない
    昔の写真技術は興味深いのだけど
    知らない科学的用語の文字ばかりで
    説明されても理解しにくいというか…

    デジカメ世代にはネガもポジも
    既に何のことやらなのだろう…

    やはり読み進めるのが難しかった
    文章も固いしね

  • 必然得られる写実性、いまそこにある光をみつけ切り取ること。
    写真のアイデンティティ、あるいは宿命はそんなところにあるのかなと想像。
    本書発刊から約20年。デジタル化で環境は激変。
    私的化・アイデンティティの確認手段化、データ化・識別材料化、テクストからの解放といったキーワードを想像。

  • やっぱり写真は難しい。
    絵画とか彫刻なら素養ないなりに楽しめるんだけど、写真はどう見たらいいのかいまだにわからん。
    これ読んでもやっぱりよくわからん。
    写真の鑑賞の仕方をきちっと解説した書籍はないものだろうか。

  • ・参考図書指定科目:「写真・映像制作の基礎」

    <OPAC>
    https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/_l4DMytq6ctGawEOnTlFD18wKtj/description.html

  • カメラ・オブスクラ、ダゲレオタイプなど、技術、機械の発展から始まり、記録としての用途からやがて芸術に、あるいは被写体の変遷など、写真にまつわる広範囲な歴史を網羅した教科書的内容。

    20世紀に入ってからの近代写真は、モダニズム、前衛、ダダ、構成主義など芸術とのつかず離れずの関係が面白い。
    その後、フォトジャーナリズムから、戦争報道、広告やファッションなど表現の幅が広がっていく様が描かれる。

    アートとしては、ポストモダニズムという時代らしいけど、芸術論とは今や違った地平に我々は立っているような気もする。
    それは、とりもなおさず、デジタル化や、インターネットの普及によるものかと。

    本書は2004年の上梓。
    したがい、インターネットについては、
    「これまでの写真表現の枠組みを逸脱する動きが出てくるはずだ」
    とまでしか、記されていない。

    歴史を踏まえて、これからを見据えていきたい。

  • <閲覧スタッフより>

    --------------------------------------
    所在記号:740.2||イコ
    資料番号:10162692
    --------------------------------------

  • 写真が好きでよく撮ってた。
    みんなからカメラ小僧とか盗撮マニアとか呼ばれるくらい、カメラが好きだ!

    最近もカメラブーム。カメラ女子とか。なんとか。
    フィルムカメラはもう端っこだけど、カメラが好きならば、カメラの知識も歴史も知っていたいものです。

    カメラの歴史を学べば、ただ撮りたいから撮るのではなく、今自分が撮影しようとした被写体は、これからの写真史にどう刻まれるべきなのか?んなことを考えること間違いありません。

    あと多分、フォトマスター検定に写真史の問題が出題されると思います。そのために参考文献になるのではないでしょうか。

  • ニューヨーク近代美術館に正式に写真部門が発足するのは1940年とのこと。
    日本では1988年に川崎しみんミュージアムが、1989年に横浜美術館が写真部門を持つ。
    1990年に東京都写真美術館が開館する。

    世界的な写真の歴史が、今を作ったことがわかる。

    ps。
    用語解説、年表、索引が、いろいろ調べるのにとてもありがたいです。

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著者プロフィール

飯沢耕太郎(いいざわ こうたろう) 写真評論家
年生まれ 年筑波大学大学院芸術学研究科修了。
主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書、年)『私
写真論』(筑摩書房、年)、『デジグラフィ』(中央公論新社、
年)『写真を愉しむ』(岩波新書、年)、『増補 戦後写真史ノート』
(岩波現代文庫、年)、『アフターマス――震災後の写真』([共著]、
出版、年)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアー
ト社、年)ほか

「2023年 『インタビュー 日本の現代写真を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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