- Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569565965
作品紹介・あらすじ
室町幕府の権威失墜とともに、関東は長い戦乱状態に入っていた。江戸城を築城し、軍事と歌に秀でた武将・太田道潅は、上杉家の滅亡を阻止するため獅子奮迅の活躍をしていた。しかしその才気はあらぬ誤解を招き、ついに謀略の魔の手に倒れた。道徳と秩序が乱れに乱れた世の中で、己れの美学を貫き通したその爽やかな生きざまを余すところなく描く。
感想・レビュー・書評
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4-569-56596-4 283p 1994・7・15 1版1刷
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道灌を北条早雲との対比という視点で描いた歴史小説。
道灌をあくまでも清さを貫く武士として描いている。 -
もう少し生き延びて、道灌と早雲の戦いも見たかった。
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室町幕府の権威失墜とともに、関東は長い戦乱状態に入っていた。江戸城を築城し、軍事と歌に秀でた武将・太田道潅は、上杉家の滅亡を阻止するため獅子奮迅の活躍をしていた。しかしその才気はあらぬ誤解を招き、ついに謀略の魔の手に倒れた。道徳と秩序が乱れに乱れた世の中で、己れの美学を貫き通したその爽やかな生きざまを余すところなく描く。
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とにかく美しい生き方をした太田道潅の生涯を書いた本。
その美学をつらぬくことによって、まわりから嫌われ憎まれた彼の生きざまがよい。
そして彼を滅亡に導いたのは。。。。
こんな道潅像もあるんだなぁ。
2006.03.28読了
<strong>関連リンク→<a href="http://kazusanosukede.gozaru.jp/" target="_blank">上総介 戦国書店</a></strong> -
早雲のライバルの生涯。
文化人としての一面を覗ける一冊でした。