入門ビジネス・コーチング: 一方通行指導から双方向コミュニケーションへ
- PHP研究所 (2001年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569614410
感想・レビュー・書評
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だいたいこんなものかな、という感じで特に大きな驚きはない本でした。間違ってないと思うので、悩んだらこの本に戻って考え直すのはありかも。
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この類の私が苦手とする本からしたら、格段に読みやすく、為になった。
また、仕事でステップアップする際には、再読したい本です。 -
◼︎コーチング5原則
⑴人間尊重
⑵相互信頼
⑶個別開花
⑷目標協力
⑸評価感謝
◼︎言い訳をするのは、言い訳をさせるコミュニケーションをとっているから
なんで?といわない
◼︎覇気が感じられない部下の場合は、活躍していた場面を思い出してもらう
成功体験を思い出させる
◼︎承認のメッセージ
期待している
頑張っているのを知っている
◼︎壁にぶつかっているとき
壁よりも少し大きくなる
一緒に超えよう、可能性を一緒に探そう
◼︎タイムマネジメント
細切れ時間用タスク
時間短縮目標
休みになにする目標を立てさせる
→リフレッシュ目標
◼︎やる気のない人はいない
答えやすい質問からはいる
共通点を探す
コミュニケーションの量を増やす
責めても人は変わらない
◼︎ダメ前提ではダメ
やる気がない、ではなくやる気が低い状態、という
やる気のない人はいない
◼︎ベテランなどの場合
相手のプライドを傷つけない
相手の立場、気持ちになる
焦らない
→
・下手に出る
・教えを乞う
・プロジェクトを任せる
◼︎失敗した部下のフォローは迅速に -
コーチングを学んでいる私にとってはとてもよい本でした。
テーマを「ビジネスコーチング」ということで絞っていますが、コーチングの普遍的な記載はあります。
コーチングに興味がある方は読んでみてください。 -
シチュエーション毎の例文や、コツ、使う上でプラスになるコーチングについての知識紹介など、入門と銘打たれているが、はじめてからずっと使える本。
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コーチングの由来や考え方が簡潔にまとめられていて読みやすい。具体例や技術が豊富で入門にいいと思う。
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【コーチングの概念整理(共通点と相違点】
・カウンセリング
共:聴く
相:カウンセリングは「過去に向かってwhy」
コーチングは「未来に向かってhow」
・コンサルティング
共:相手に情報提供し、行動指針を示す
相:コンサルティングは「専門分野に限定」
コーチングは「普遍的な技能」
・ティーチング
共:指導によって能力を高める
相:ティーチングは「画一敵教育」
コーチングは「個別指導」
【GROWモデル】
Goal(目標の明確化)
Reality(現実把握)):本当の問題は何か
Resource(資源の発見)
Options(選択誌の創造):無限の可能性を追求
Will(目標達成の意思
【実践コーチングのポイント】
1)まずは答えやすい質問から入る
2)自分と相手との共通点を探す
3)やる気のない人はいない
→「今はやる気が低い状態にある」
4)コミュニケーションの量を増やし、やる気が低い理由を明らかにする
5)責めても人は変わらない
→相手にボールをぶつければよける。相手の行動を変えるためには
「ボールを置いて相手に取らせる」方法も。
6)相手のプライドをきづつけない
7)相手の立場、気持ちになってみる
8)あせらない
9)能力を最大限に活用する方法を部下自身に考えさせる
10)他の部下を指導する経験を積ませ、プレーヤーからマネージャーへと
視点をかえさせる -
非常に読みやすく、あっという間に読み終わる。
コーチングは「信・認・任」、「GROWモデル」(GOAL…目標の明確化、REALITY…現実の把握/RESOURSE…資源の発見、OPTIONS…選択肢の創造、WILL…目標達成の意思)なんかは知っていてもいいかも。
…が、簡単過ぎる気がするし、シナリオがいくつか紹介されていて分かりやすいのだが、現実がこの通りの行くはずもない。
あと、PHP研究所出版だからか、松下幸之助を礼賛し過ぎだと思う。 -
ビジネスの場でのコーチング。水泳に活かせれば……と思って読みます。
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上司が部下におこなうコーチングを中心として解説。GROWモデルや具体的なシナリオなど、とても分かりやすい。