地形で読みとく合戦史 (PHP新書 275)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569633435

作品紹介・あらすじ

三方ケ原の台地を利用し、家康を敗走させた武田信玄。情報操作で敵の大軍を狭い厳島におびき出し、一気に壊滅させた毛利元就-。歴史に名を残した武将たちは、「地の利」を活かし、敵の裏をかく戦術に長けていた。本書は、古戦場の地形からその合戦模様を読みとく。要衝をおさえ敵軍を迎え撃つか、川を前にして防衛線をはるか、峠や深田に誘い込んで奇襲をかけるか…。戦功者はその地の戦略・戦術上の価値をいかに見出し、作戦を練りあげたのか。歴史舞台が物語る、巧妙な駆け引きの合戦劇。

感想・レビュー・書評

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  • 地形で読み解いてるのかな、分類してるが意味無い

  • 2003年刊行。

     日本史における古今東西の合戦史を地形毎にまとめたもの。
     短く網羅的で新書サイズの合戦百科事典の趣き。それゆえ、独自考察、歴史的意義などには触れられない。
     テレビドラマや映画で、合戦シーンがあるような場合、本書を紐解くとその背景事情や地形データを知りえるだろう。それくらいしか意味を見出しがたい。

     著者は法政大学非常勤講師。

  • 大変多くの合戦が紹介されています。
    年代順とか武将別とかではなく、書名にある通り、地形毎に紹介しています。
    例えば原名(関ヶ原)、島名(屋島)、川名(姉川)など。
    今までの合戦のイメージはボードゲームのような平面だったのですが、
    この本を読んで少し立体感を持ち始めました。

    01.原名
    02.川名
    03.橋名
    04.島名
    05.山名
    06.峠名
    07.畷名
    08.狭間名
    09.城名
    10.その他

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著者プロフィール

歴史研究家

「2014年 『「地形」で読み解く日本の合戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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