理解する技術 情報の本質が分かる (PHP新書)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569642666

感想・レビュー・書評

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  • 普段、本屋が好きでいろんな本を読んでるのですが、何故か
    流し読み感というか、ただ単におやつを食べているような
    だらだら感というか、地球資源の無駄遣いのような使い捨て
    感覚を感じることが多かったのです。

    そんななか、この本を読んで改めて情報収集の姿勢を
    思い出すことができました。

    要は「アウトプットを意識しながらインプットしろ」とこの本は
    言ってます。

    著者の他の名著「分かりやすい(表現、文章、説明)の技術」と
    内容的に被っている点が多いため、上記著書を既読の方は
    若干退屈と感じるかもしれません。

    でも効率の良い情報収集について、非常にポイントを絞って
    簡潔に書かれているので、私のように「ビジネス本あれこれ
    買って読んでるけど、こんなのでいいのかな・・・」なんて
    情報収集における「だらだら感」を感じている方には、お勧めの一品です。


    ■自分なりのポイントキーワード
    ・ビジネスマンは、プレゼンを前提にする
    ・一回ザッと読んで、自分の仮説をつくる
    ・「受信した量」よりも「残す量」のほうが重要
    ・背景にある理念だけをおさえて記憶量を減らす

  • 理解する,と理解してもらうtipsについて述べられている.
    どちらも並列して行うべきことであり,書かれているtipsは大体両者に適用出来る.特に情報の単純化,構造化(全体→詳細)は重要と感じた.インプットの際には仮説を持ちつつインプットすると効率が良いという話は役に立ちそうなので実践しようと思う.

  • 特に目新しい事は書かれていないが、これから読書法を学ぼうという人にはいいかもしれない。

  • 自分にとって真新しい知見はなし。けど濃密でわかりやすい。オススメできる

  • 他人に話をしたり、教えるつもりで、アウトプットを意識して情報を収集することが大切。理解した内容を図表に表せるとなお良い。

  • 仕事ですごく大事な、「理解する」とか「情報の本質がわかる」なんて、興味のツボですね。登録。

  • 文章は、「何が言いたいの?」「5W1H?」を問いかけながら読む、図表を描いて(想って)読む、仮説を立てて読む、と理解度が深くなる。
    「AならばB」という情報では、「Aが真実か?」「AならばBは妥当か?」をチェックしながら読む。

  • 解りにくい文章を理解するという部分で興味を持った。
    細かく分解していく、言葉を置き換えるなど参考になった。

  • 「脳内関所」という言葉は面白いと思ったが、
    真新しいことが書かれているわけではなく、
    普段意識せずにやっていることを再確認するための
    本かな。
    文章が分かりやすく、とても読みやすい。

  • 「さまざまな情報源から、いかに効率よく情報を収集するか」について、非常に読みやすい文章でまとめられた本です。

    が、大抵の社会人であれば意識的であるか無意識であるかは別にして、実践していることばかりだと思います。

    私が興味を惹かれたのは、脳の記憶特性を活かす記憶方法として紹介されていた以下の部分。

    本を読むときには 「なぜそうなるのか」 「どうしてなのか」 という根拠の部分を探しながら読む。

    「根拠」と「結論」をセットにすると記憶しやすくなるというのが上記の理由だそうです。

    あと、根拠のない情報では他の人を納得させることも難しく、情報としての価値も下がってしまいますもんね。

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著者プロフィール

藤沢 晃治(ふじさわ・こうじ)

慶應義塾大学卒業。管理工学を専攻し、卒論では、AI(人工知能)をテーマとしてチェスを指すプログラムを作成。大手メーカーでも専攻を活かして、ソフトウェア・エンジニアとして勤務。『「分かりやすい説明」の技術』、『「分かりやすい文章」の技術』、『「分かりやすい表現」の技術』の3部作のベストセラーなど、講談社・ブルーバックスの著作がシリーズ合計65万部を超える。2005年に退職後、数多くの企業向けの研修で活躍中。「分かりやすく伝える技術」をテーマに、日本テレビ系の教育バラエティ番組『世界一受けたい授業』にも講師として出演。TOEIC900点、英検1級、工業英検1級、通訳ガイド資格(英語)なども持つ。
その他に『日本人が「英語をモノにする」一番確実な勉強法』(三笠書房>)、『新装版「分かりやすい表現」の技術』(文響社)、『心を動かすプレゼンの技術』(角川書店)、『「判断力」を強くする』(講談社)など著書多数。

「2020年 『頭のいい段取り すぐできるコツ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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