説明上手になれる本 愛蔵版: 図解

著者 : 高嶌幸広

• PHP研究所 (2005年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[あぃぼんさんの感想 · 2009年3月5日]

話し方のテクニックがコンパクトにまとめられているので読みやすい。プレゼン初心者に向いている。「比喩を使ったり例を挙げると聞き手はイメージしやすい」など、内容は基本中の基本だが、会議で発表や説明をする重要な役割を任された時の準備段階で活躍したり前日に読むと落ち着いたりと手放せないだろう。プレゼンは、実際のところ基本動作が忠実に出来ることが前提で、そこにオリジナルを加えていくのはそこからだと考えている。そういう場に慣れていったとしても、本書を読むことで基本に立ち返り、確固たるオリジナルのプレゼン能力を身に付けていきたい。値段の割には断然お得な内容が盛り込まれていると私は思う。単行本なら高い。「なるほど！」という目から鱗レベルの内容もないので星３つ。