子どもの心のコーチング 一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569668932

感想・レビュー・書評

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  • 何度も読み返している良書

  • 子どもとの関係のなかで、近頃とみに「怒る」ことが増えて悶々としていたタイミングで手に取りました。
    子どもを自己実現の道具にしない。
    それだけは誓って子育てしていたつもりだったのに、いつの間にかそちらに舵をきっている自分を見つけて恐ろしくなりました。
    自己肯定感と、責任と、人の役に立つ喜び、これらを親として子どもに身につけさせるための「サポート」と「甘えを受け入れること」。
    言葉ほど簡単なことではないけれども、でもできないことではないから実践します。
    将来、子どもが一人で生きていける、これこそが最も大切なことなのですから。

  • 読んでよかった。
    ・子育ての中のヘルプとサポートの違い。
    ・子供のやる気の種(モチベーション?)を「怒られるからやる」か「褒められるからやる」か「人の役に立つことが嬉しいからやる」にするかは親の日々の声かけ次第。
    ・指図だけするより親の気持ちを伝えること。
    ・子供の気持ちを読み取る努力をすること。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      素敵過ぎるワ「人の役に立つことが嬉しいからやる」
      素敵過ぎるワ「人の役に立つことが嬉しいからやる」
      2014/02/19
    • coffee3さん
      コメントありがとうございます! 子供って頼りにされるのが嬉しそうだったりたりするので、そういう気持ちを純粋に伸ばせたらなあと思います。なかな...
      コメントありがとうございます! 子供って頼りにされるのが嬉しそうだったりたりするので、そういう気持ちを純粋に伸ばせたらなあと思います。なかなか難しそうだけど。。。(^^;)
      2014/02/21
  • 子育てするパパママは必読!

  • ・ヘルプではなくサポート。
    ・親の役目は自己肯定感、責任感を教えること。ありのままの子供を受け入れる母性と、子供を1人の人間として扱い自分のしたことに対する結果を体験させる父性が必要。
    ・怒りではなく冷静に理を説明すること。

  • 目からウロコの内容でとても勉強になりました。
    特に印象に残ったのは、『子どもが朝起きるのは誰の仕事?』『子育ての視線は子どもの今ではなく未来へ』の項目です。
    自分の子育てを振り返り、子どもとの関わり方を考える機会になりました。
    これからも時々読み返したい一冊です。

  • 2007初版

    できる人とできない人は、脳力を発揮させることが開発されているか否か

    第一章 親の役割は何?
     目指すのは自立
     人生に遅いということは決してない
     
      親はコーチ 子どもができることを知っている
            もっとよくなりたいと思っていると知っている
            柔軟性のあるサポート

    第二章 子どもに教えたい3つの力
    *愛すること 愛されることで自分が好きという感覚(自己肯定感)が育つ

    *責任 人のせいすること=自分の人生は自分次第で変えることができないと考えていること
        誰かのせいにすること=安易な選択、自分の責任の力を使っていない
      仕事を任されるコトで繰り返し問題解決をし、処理能力を身につけている
       責任を学ぶことで、耐性、問題解決能力が育つ(居心地の悪いことの経験)
      一人でできることを増やす、認める

    *人の役に立つ喜び

      <3つの誤解>~外からの働きかけになるから、内側からのやる気にならない

    ほめることはいいことだ
    叱ることがしつけ
    上手な叱り方がある

    第三章 子どもを幸せにするしつけ

      生きやすい生活習慣を身につけさせる
      ・早寝早起き
      ・食事
      ・身のまわりを整える
      ・自分と人、自分の物と人の物の区別
      ・お金の使い方
      ・勉強
      ・言葉遣い・マナー
      ・物をやたらと与えない
      ・選択を与える 
      ・テレビやゲーム

    第四章 心を結ぶ聴き方・伝え方
    話を聴くことはサポート
     ①黙る
     ②言葉の反射で心を開く
     ③問題を解決する聴き方
     ④感情の反射で気持ちをくみとる
     ⑤話は身体で聴く
    第五章 親の幸せは自分でつくる
    子どもからの自立、親からの自立

  • 分かりやすかったです。

  • 子どもに対する言動がじぶん本意になって怒ってしまうことが多いです。
    子どもに必要なサポートを考え、ことばを選び、子どもと一緒にじぶんもコーチングしていきたいと思った。

    もっと、読んで自分の子育てにちゃんと実行していきたい。

  • 子育てにおいて、ヘルプとサポートの違いについて学びになった。

    赤ちゃんのころは自分では何も出来ないから親が「ヘルプ」しなければならない。
    しかし、幼少期において自分でやりたい気持ちが芽生えてきた子供にとって、ヘルプは成長を邪魔するものになる。
    見守る。何かあった際は助ける備えができている「サポート」に徹するべき。
    失敗する経験、自分でやりきること喜びを奪ってはならない。

    子供がやることについて上手くいかないのが見て取れるときや、時間がなく急いでいる時など、自分もつい子供をヘルプしまっている部分があったので参考になった。

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著者プロフィール

NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事

「2015年 『子どもの心のコーチング【しつけ編】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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