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- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569671673
作品紹介・あらすじ
聖地「甘水岩」をめぐる抗争で縦横無尽に活躍する青年忍者・伊真。彼は幼少の頃、人質となった過酷な経験により、胸に荒涼たる闇を抱えていた。そして敵方との血で血を洗う死闘の中、彼の前に謎の巫女が現れる…。秘術を尽くした戦いの行方は?伊真を待つ驚くべき運命とは?スピード感あふれる文体で、人間の心の中の修羅を描き上げ、現代人の魂に深く訴えかける、時代小説の新境地。
感想・レビュー・書評
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大変難しい小説。
痛みがテーマらしく全編に渡って執拗に繰り返される。
テーマ読みとらないとストーリーも楽しめないよねコレ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
江戸時代初期の架空の物語
忍者が不必要とされた時期で
隠れ忍者と巫女との話
妙な理屈っぽい展開 -
徳川の天下が定まって間もないころ、土地の領有を巡って争う大名の松島家に雇われた忍び・伊真が主人公。彼の忍びとしての卓越した行動と、過去の過酷な幼少時代との間を、時間が行き来しながら物語が展開します。終わりのない徹底的な「痛み」の描写で、「人間とは何か」という本質に迫った小説です。
2010.03.29読了
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